香港を拠点とする不動産開発会社「Goldfame」が手掛けるコンドミニアム「アーバン・ビレッジ(Urban Village)」プロジェクト。先日その第二期開発が行われることが正式に発表された。

総工費2億ドル(約217億円)とも言われるプロジェクトの一環として行われる今回の開発は、7万㎡の敷地に4棟のコンドミニアムが建ち、1,700戸のユニットや公園、大規模駐車場が完備されるという。完成は2022年末の予定である。

23階建て、828ユニットからなる「アーバン・ビレッジ」第一期開発については、発売から9ヵ月ですべてのユニットが完売している。また「アーバン・ビレッジ」は、シンガポールの不動産会社プロパティ・グルによるプロパティ・アワードで「ベスト・コンドミニアム開発賞(カンボジア)」「同賞(プノンペン)」「ベスト・建築デザイン賞」など様々な賞を受賞している。

今回のプロジェクトは、リーズナブルな価格と高級感のあるデザインで人気を集めている。価格は1㎡当たり1,600ドル(約17万円)から、もしくは1ユニット70,000ドル(約760万円)からとなっている。

2017年に開通したフンセン・ブールバード(フンセン道路)は、片側3車線全長9kmに及ぶ大型幹線道路で、近郊の開発が急ピッチで進められている。特に南部のエリアは、住宅やビジネスの拠点として人気が高まっている。今回のプロジェクトは、フンセン・ブールバードと国道2号線に挟まれたエリアとなり、立地の面でも注目を集めることは間違いない。

今年前半のプノンペンにおけるコンドミニアムの供給数は16,657ユニットに上り、年末までに31,000ユニットに届くとみられている。

Photo:Hong Menea

【参照】Urban Village Phase Ⅱ project announced by HK's Goldfame

海外不動産の最新動向が届くメールマガジンの登録はこちら。

メルマガ会員登録を行う

セカイプロパティ編集部
海外不動産投資に関する最新情報を発信中。