カンボジアの首都プノンペン南部では、新しい国際空港の建設が進められている。一時着工の目途が立たず心配される声も挙がっていたが、建設は順調に進み、早ければ2023年初旬に完成を迎えることができるという。現在基礎部分の工事が進められており、環境への影響に関する調査が行われている。

今回のプロジェクトを担当する不動産大手のOCIC(Overseas Cambodia Investment Corporation)は、振興開発地域「ダイアモンド・アイランド(Diamond Island)」やプノンペンのランドマーク的コンドミニアム「オリンピアシティ(Olympia City)」、「チュロイチョンバー・サテライト・シティ(Chroy Changvar Satellite City)」など、カンボジア国内で数々の大型プロジェクトを手掛けている。

新空港の建設には、係争中の土地の問題などいくつか解決しなければならない課題も残っており、完成については予定より2~3年遅れる可能性も視野に入れていると話す関係者もいるという。

しかし新空港プロジェクトは、カンボジア経済の活性化をもたらすものとして期待のまなざしが向けられている。空港が完成すれば、カンボジアの不動産部門や建設部門は多くの投資家を惹きつけることになる。空港の近隣エリアは、プロジェクトが決まった時点から投資家の注目を集めているという。


【参照】Construction of new Phnom Penh airport on schedule

海外不動産の最新動向が届くメールマガジンの登録はこちら。

メルマガ会員登録を行う

セカイプロパティ編集部
海外不動産投資に関する最新情報を発信中。