カンボジアを代表する観光スポット・アンコールワットが存在する都市としても有名なシェムリアップ。特に東部エリアで開発が広がっている。先日政府によりシェムリアップにおける新都市開発計画が発表され、地価も上昇しているという。

シェムリアップ州の北部と西部については、アンコールワット遺跡群の保護、景観の維持などの観点から開発に規制が設けられている。また南部については、トンレサップ湖に近いことから洪水リスクが高いとされており、残る東部が開発者の関心を一身に集めている。

都市中心部への道路アクセスも良く、国際空港へも近いこと、地価が比較的安価なことなどもこのエリアの強みとなっている。

シェムリアップの東60kmのエリアにおける新都市開発計画では、新国際空港、環状道路のリニューアル、太陽光発電所、水上マーケット、リゾート複合施設などの開発が予定されている。

不動産開発についても様々予定されており、ホテルに限らず、住宅やオフィス、商業、小売り部門等についても進出を図り、教育や医療の整備と併せて進めていきたい考えだ。

またシェムリアップの不動産は観光と密接な関係にあり、観光客が訪れる限りは不動産需要も上昇を続けると関係者は話す。観光客が増加すれば、雇用機会も増え住宅需要も高まる。シェリムアップの不動産部門の成長のため、デベロッパーは住宅のみならず観光施設の開発を進めることが求められるだろう。

Photo:khmertimeskh.com

【参照】Siem Real developers looking east, experts say

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セカイプロパティ編集部
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