ベトナムは2015年7月に実施された改正法により外国人名義で不動産購入が可能となった後、外国人投資家が一気に参入し、さらに価格が高騰しています。

海外投資家がベトナムの不動産に投資する際、投資対象としてメインとなるのは新築のコンドミニアムです。

しかし、一方で中古不動産は購入できるの?という疑問を持っている方もいるのではないでしょうか。

今回は、

「ベトナムで外国人が中古不動産を購入することはできるのか?」

ということを中心に、

「外国人が中古不動産を購入する際の注意点」

について解説してきます。

ベトナムで外国人は中古不動産を購入できるの?

基本的には、ベトナムで外国人が中古物件を購入することは、法律で禁止されています。

しかし、外国人が既にベトナムで所有している物件を購入する形であれば、中古物件を購入することは可能です。

その場合は、関係機関に不動産取得申請を行い承認を受けていることが、購入の条件となります。

また、外国人から不動産を購入する際は、物件の使用権の残り期間を引き継ぐ形で購入ができます。

ベトナムでは外国人は50年間まで物件の使用権が認めれており、外国人が既に5年間保有していた物件を購入する場合は、残り45年の使用権が認められます。

まだ整備されないベトナムの中古不動産市場

ベトナムでは2015年に外国人の不動産購入規制が解禁されたばかりで、まだ法整備が整っていないのが現状です。

外国人の中古不動産取得に関連する法律についても整備がまだ追い付いておらず、これまで述べた法律が変わる可能性もあります。

そのため、まずは現地の不動産市場のプロに相談することが重要です。

ベトナムの不動産規制についてさらに知りたい方は「ベトナムで不動産購入する外国人が知っておくべき税金・規制の話」をご覧下さい。

SEKAI PROPERTYではベトナム不動産の購入相談も受け付けていますので、ベトナム動産に興味がある方はご気軽にご相談ください。

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