バンコクのコンドミニアムは24時間セキュリティ、プール、フィットネス付きが当たり前です。そんな物件がエリアによっては3,000万円以下で購入できます。

自身のセカンドハウスとして購入して、日本に住んでいるときよりもワンランク上の生活を楽しむのも良いですし、貸し出して賃貸収入を得るのも良いでしょう。

本記事では、バンコク在住歴8年目の著者が、タイ・バンコクのコンドミニアムの購入方法、最新の価格相場、バンコク周辺のおすすめエリアをご紹介します。

セカイプロパティでは、1,000万円台から購入できる不動産物件を多数取り扱っております。専門性の高いスタッフがバンコクにある物件を厳選してご紹介いたしますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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バンコクのコンドミニアムの魅力とは


日本ではありえない豪華さと安さ!

バンコクでは建設ラッシュとなっており、多数の新築コンドミニアムが建設されています。コンドミニアムと聞くと高級なイメージがありますが、日本と比較すると安い割にとても豪華です具体的には日本の3分の1程度の価格で高級コンドミニアムを購入することができます。

また、タイのコンドミニアムはプールやフィットネスジムが当然のようについており、コンビニやレストラン付きのコンドミニアムも珍しくありません。部屋の間取りも日本の建物より大きくとられており、ワンルーム20畳、30畳レベルの部屋も多数あります。

都心部に日本より格安でハイグレードな物件を購入できるのがバンコクの魅力です。

不動産の資産価値が上昇している

バンコクの不動産価値は年々増加傾向にあります。住宅価格(㎡あたり)は直近12ヶ月(2023年11月〜2024年11月)で16%上昇しています。また、これは一時的な傾向ではなく、コロナ禍が収束して以降、長期的に見ると継続して上昇トレンドです。

【出典】NUMBEO|Cost of Living in Bangkok

【出典】日本不動産研究所|国際不動産価格賃料指数

また、他の国の都市と比較すると依然として価格は低い水準のため、今後のさらなる成長を見込んで投資するのにおすすめの都市です。

コンドミニアムのセキュリティもバッチリ

海外生活となるとセキュリティが懸念点です。特に家族で住む予定の方にとって、安心安全な生活のためにセキュリティのチェックは欠かせません。

タイのコンドミニアムは基本的に1Fに事務所が設置されており管理者が滞在しています。また、大半の管理業者が警備員を雇っており、規模にもよりますが、複数人で警備にあたっているところが一般的です。

バンコクのコンドミニアム選びでおすすめのエリア

バンコクでコンドミニアムを選ぶ際に、おすすめのエリアを紹介します。

バンコク周辺には魅力的なエリアがいくつもあるので、今回は日本人に人気のエリアを3つ厳選してご紹介します。その他も含めて気になるエリアがあれば、物件一覧をご覧ください。

オンヌット

オンヌットは新興住宅街で家賃も安く、さらにBTSという街中を網羅する鉄道利用が可能です。

最近はマックスバリューや吉野家、かつや、大戸屋などの有名飲食チェーンに加えて和食店など日本人向けの施設も続々増えております。さらに、2024年2月にはスシローがオープンするなど、ますます利便性が増しています。

バンコクは渋滞がひどく、鉄道をいかに利用するかが快適な生活を送るうえで重要なポイントとなります。オンヌットは距離的にはバンコクの中心街から離れていますが、BTSを利用すれば20分程度で移動できるので、居住地としてはおすすめのエリアです。

日本人街(プロンポン・トンロー・エカマイ)

バンコクの日本人街としておなじみなのが、「プロンポン」「トンロー」「エカマイ」というエリアです。日本人が多いことはもちろん、日本食スーパーや飲食店などがかなり充実しており、まるで日本のようなエリアです

周辺には子ども向けの学習塾や、大人向けの語学学校、バレエ、空手、ピアノ教室などの習い事ができる施設が充実しています。

また、日本人スタッフが在籍している店舗も多く、日本語しか話せなくでも生活可能です。しかし家賃相場は高めで、特にBTS付近では東京に匹敵する家賃となっているので、コンドミニアムを賃貸として運用するには適したエリアです。

サイアム周辺

サイアムはバンコクの中心地であり、伊勢丹をはじめデパートなども充実しているエリアです。観光客が多く訪れるスポットで活気があり、24時間通して賑やかな場所です。飲食店なども充実しています。

家賃については日本人街のプロンポン、トンロー、エカマイより安めで、外国人も多く住むエリアでもあります。観光気分で暮らしたい人にピッタリな地区です。BTSやタクシー、バスなど交通機関も便利なエリアです。

ウドムスック

ウドムスックはバンコクのスクンビットエリアよりさらに東に位置するエリアで、近年開発が進められています。オンヌット等のエリアに比べて外国人の居住割合が少なく、タイのローカルな雰囲気を感じることができます。

また、バンコク中心部への交通アクセスも非常に良いので人気のエリアです。周辺にはインターナショナルスクールも多く、家族でこのエリアに住む方も多いです。

シーロム

シーロムとその周辺エリアは、バンコク最大のオフィス街として有名です。有名観光地に近い立地も相まって、日本人観光客や日系企業のオフィスをたくさん見かけます。

日本食レストランも多く、それらのお店では日本語が通じることも珍しくないそうです。

駅周辺はバンコクでも有名な歓楽街となっており、バンコクでナイトライフを楽しみたい方にはおすすめです。

バンコクのコンドミニアム選びで注意すること

それでは、実際にバンコクのコンドミニアムを選ぶ際に、注意すべきことをご紹介していきます。

日系不動産会社を利用する

タイには日系エージェントから現地エージェント、個人エージェントなど多くのエージェントが存在します。タイの物件なので、タイ現地のエージェントのほうが情報を多く持っている印象があるかもしれません。

しかし、日本とは文化、商習慣が異なるため、問い合わせに時間がかかったり、期待していたほど詳細な情報がもたらされないことも多くあります。

エージェントとは物件探しから購入、その後の管理や賃貸付けなど長くつきあっていかなければなりませんから、やはりタイで不動産を購入するなら日本のエージェントがおすすめです。現地のエージェントとは違って日本のエージェントは言葉の壁もありませんし、ストレスは少ないでしょう。

セカイプロパティでは、現地のエージェントやデベロッパーと太いパイプを築いております。その中で、厳選した上位15%の物件をご紹介させていただきます。

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コンドミニアムのタイプを検討する

バンコクのコンドミニアム選びでの注意点は、コンドミニアムが自分の目的に合っている物件かどうかを確認することです。タイでは数多くの不動産開発が行われていますが、エリアや物件規模は様々です。

自分がセカンドハウスとして住みたいのか、賃貸として貸し出して家賃収入を得たいのか、それとも不動産価格が上がるのを待って転売したいのかによって購入すべき物件やエリアが変わってきます。目的を明確にして慎重に検討しましょう。

タイ語が必要なケースがある

海外に住んでいる以上言葉の問題は避けて通れません。タイは基本的にタイ語で現地語が主流となっています

高級コンドミニアムの管理室には、英語ができるスタッフが配置されているケースが多いのですが、中にはタイ語しか話せないスタッフも存在します

不動産会社を利用する場合、不動産会社経由でのやり取りが可能かと思いますが、自分でコンドミニアムを探す場合、大家と直接やり取りが必要となります。タイではエアコンの故障や水回りのトラブル、その他のことも含めてトラブルが非常に多いのが特徴です

そういったときに備えて片言でもタイ語を話せるように少し練習をしておくことをおすすめします。

バンコクでコンドミニアムを借りる方法

ここからは、バンコクでコンドミニアムを借りる方法について、ご紹介します。

バンコク・コンドミニアムの家賃の相場は?

バンコクの家賃相場は非常にピンキリで、場所と物件によって異なります。特に、BTSやMRTなどの街中鉄道駅に近いかどうかで、価格が大きく異なります。

バンコクの渋滞は非常に激しく、通勤時はほとんど動かないことも少なくないため、鉄道に近いエリアをおすすめします。

日本人街(プロンポン、トンロー、エカマイ)のBTS付近は家賃が東京並みで、駅から離れていくと家賃も安くなっていきます。

オンヌットやシーロム、ビクトリーモニュメントは、現地の人も住んでおり、比較的安い家賃でコンドミニアムを借りることができます。また駐在員向けの住居と、そうではない外国人向けの住居、そしてタイの現地人向けの住居では家賃もかなり異なります。

エリアと間取り月額家賃相場
市内中心部のコンドミニアム(1ベッドルーム)約87,000円
郊外のコンドミニアム(1ベッドルーム)約45,000円
市内中心部のコンドミニアム(3ベッドルーム)約250,000円
郊外のコンドミニアム(3ベッドルーム)約120,000円

【出典】NUMBEO|Cost of Living

バンコクでコンドミニアムを購入する方法

外国人は不動産を購入できる?

タイでは、外国人向けの不動産販売が盛んに行われています。多くの国で外国人の不動産購入には規制がり、どんな物件でも購入できるわけではありません。

タイで外国人が所有できる不動産は、コンドミニアムやアパートメントなどに限られており、一軒家や土地については所有できないルールとなっています。

また、コンドミニアム1棟の外国人の所有割合は49%以下である必要があります。そのため興味のある・保有しているコンドミニアムの外国人所有割合が高い場合、購入や売却ができないケースも有り得るため、注意が必要です。

バンコクのコンドミニアムはいくらから買える?

バンコクのコンドミニアムを購入する際の現在の相場感についてご紹介します。

市内中心部の価格中央値(1㎡あたり)
約83万円
郊外の価格中央値(1㎡あたり)
約38万円

となっており、一般的な間取りで計算するとこのような価格になります。

 市内中心部郊外
スタジオ(25-40平米)
2,000万~3,300万円
950万~1,520万円
1ベッドルーム (35-80平米)
3,000万~6,000万円
1,300万~3,000万円
2ベッドルーム (45-150平米)
4,000万~1億2,000万円
1,700万~5,700万円
3ベッドルーム (120-250平米)
1億~2億円
4,500万~9,500万円

このように、市内中心部と郊外、また部屋の規模によって幅広い価格差があります。

外国人はローンを組めるか

バンコクで不動産を購入するにあたって、ローンを組みたい人も多いでしょう。また、海外不動産の購入では外国人がローンを組めるのかと疑問を持たれる人も多いと思います。

不動産購入をタイで検討している場合、条件を満たしていれば現地の銀行でローンを組むことが可能です。

金利に関しては、アジア各国は経済成長が著しいこともあり、利息が高めの設定となっています。タイでローンを組むのであれば、7%前後となることが多いでしょう。

【出典】CEIC

コンドミニアム購入にかかる税金は

タイの不動産購入の税金については下記となります。

印紙税:物件価格もしくは土地評価額の高い方に対して0.5%(特別事業税を支払う場合には課税対象外)   

不動産登記税:原則、政府評価額の1%を買主と売主がそれぞれ支払う

固定資産税:物件の評価額に応じて累進課税される。不動産価格の0.02~0.1%の範囲。

賃料収入に対する所得税:5~35%

特別事業税:物件を5年以内に売却する際に発生。税率は3.3%。新築物件の場合は、デベロッパー(売り手)による費用の負担が一般的。

2016年2月には新しく相続税が導入されています。また、タイには以前は固定資産税はありませんでしたが、2020年1月1日から固定資産税が課されるようになりました。税金も含めて法改正されることがあるので、購入を検討している方は必ず確認をするようおすすめします。

中古コンドミニアムの購入について

バンコクで中古物件の購入を検討している方もいることでしょう。タイでは外国人が中古物件を購入することが認められています。

ただし外国人が所有できるのは、コンドミニアムやアパートメントであり、一戸建てや土地の購入はできないので注意が必要です。タイの中古物件は日本と若干違い、新築と比較した際に価格が高めです。

特にバンコクは、不動産バブル状態で地価が年々上昇しています。中古物件であっても、場所がよければ新築時と変わらないか、ほとんど同じ価格で販売されていることも多い状況です。

まるで日本の高度経済成長期のように、家賃や不動産価格が上昇しています。中古物件は、不動産会社経由のみでなく、知人やオーナーから直接購入することも可能です。

バンコクコンドミニアムに関するよくある質問と回答

Q. 300万円でバンコクのコンドミニアムは買える?

郊外の格安物件であれば、300万円以内での購入は可能です。しかしバンコクの物件や土地の価格は年々情報傾向にあるため、最新の相場を確認する必要があります。

Q. バンコクで富裕層が住むエリアはどこ?

「トンロー」は現地富裕層や日本や世界各国からの駐在員などが多く暮らす、タイ屈指の富裕層エリアです。日本食レストランや日本語の通じる病院・薬局など、日本人にとって快適な生活を送るためのサービスや施設が充実しています。

Q. バンコクのコンドミニアムの1ヶ月の家賃はどのくらい?

バンコクのコンドミニアムの1ヶ月の家賃は、市内中心部と郊外によって異なります。市内中心部の相場は約8万円、郊外の相場は約4万5,000円程度が現在の目安です。

まとめ

本記事ではバンコクのコンドミニアムについて詳しく解説しました。
気候も人も暖かいバンコクは、老後の移住先として、また不動産投資先としても人気があり、コンドミニアムを所有する日本人オーナーは増えてきています。
もう少し詳しくバンコクの不動産について知ってみたいと思われた方は、タイをはじめ東南アジア不動産に関する無料個別相談を随時行っておりますので、お気軽にお問合せください。

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