日本人が移住したい国ランキングでは2位であると同時に、現在でもGDP年間成長率が約4%と安定した経済発展を遂げている国「タイ」。このことから、移住や投資といった目的でタイでの不動産の購入を考えられている方が少なからずいらっしゃるかと思われます。そして、不動産の購入を検討するにあたって、より良い品質の物件を選ぶことも重要なポイントになってくることでしょう。

そこで今回は、日系不動産デベロッパーと共同でプロジェクトを行い、住宅開発において数々の実績や受賞歴を誇るタイの大手不動産デベロッパー「APタイランド」についてお伝えさせていただきます。

1 APタイランドについて

1-1 APタイランドとは?

1984年タイのバンコクで設立されたAPタイランドは、タイ証券取引所に上場しており、タイ国内の大手デベロッパー10社(ビッグ10)のうちの1つとして数えられている財閥系デベロッパーになります。コンドミニアムやタウンハウスなどの住宅開発事業を中心に、タイ国内ではもちろん、香港・中国・シンガポール・マレーシア・インドネシアといったタイ国外でもビジネスを行っていることから、不動産事業において豊富な実績を誇ります。

1-2 数々の受賞歴

APタイランドは現在までにおいても不動産に関する数多くの賞を受賞しており、特に2018年に行われた、タイ全国の優れたデベロッパーを表彰する「第13回 プロパティグル タイ・プロパティ・アワード」では、最優秀デベロッパー賞を受賞しています。また、こちらのコンテストでは他にも、最優秀超高級住宅開発などあらゆる部門で賞を獲得しています。

1-3 日系不動産デベロッパーとの開発プロジェクト

APタイランドはタイ国外の企業とも開発プロジェクトを進めており、2014年には日本で業界トップクラスの不動産デベロッパー「三菱地所」と共同で、高品質な住宅の開発事業の展開を開始しています。そして現在までにおいて、10件の住宅開発プロジェクトを完了しており、タイ国内に8000戸以上を供給しています。また、6件の大規模開発プロジェクトが進められていることから、今後においても大規模な住宅開発が行なわれることが予想されます。

2 APタイランドの主なプロジェクト物件

2-1 ヴィットリオ・スクンビット39(Vittorio Sukhumvit39)

出典:https://www.apthai.com/en/condominium/vittorio/vittorio-sukhumvit-39

APタイランドが新規プロジェクトとして進めている、最高級ブランド‘’Vittorio‘’の第一号物件になります。こちらは、「エンポリアムデパート」や「エムクオーティエ」などの大型商業施設が間近にあり、駐在員や富裕層の方々が多いエリア「スクンビット39」に立地しています。そして、富裕層をターゲットにしていることから、建物内はあらゆる最高品質の素材が使われた上質な空間に仕上がっています。また、各ユニットが他のユニットと壁を共有しないことで静けさが保たれることやプライバシーに最大限に配慮した設計になっていることなどから、暮らしという面においても細部までこだわり抜かれています。

2-2 ジ・アドレス・サイアム・ラチャテーウィー(The Address Siam-Ratchathewi)

出典:https://www.apthai.com/en/condominium/the-address/the-address-siam-ratchathewi

こちらは2022年1月完成予定であり、APタイランドの最高級ブランドのひとつである”The Address”の物件になります。バンコク屈指の商業の中心地「サイアム地区」からわずか1駅というローケーションに立地し、最上階の50階にはバンコクの街並みを一望できるスカイバーやインフィニティプールなどといった設備も充実していることから、バンコクの中心で上質な暮らしを楽しむことができます。

2-3 ライフ・アソーク・ラーマ9(Life Asoke-Rama9)

出典:https://www.apthai.com/en/condominium/life/life-asoke-rama-9

バンコクの新たなCBD(中心業務地区)と言われている「ラーマ9」に位置しており、2020年8月に完成予定になっています。こちらは三菱地所グループと共同で進められており、総戸数が2248戸にも上る最大級のプロジェクトとなっています。そして、「ラーマ9」では今後数年間で数々の大規模プロジェクトが進められていることから、地価の上昇も考えられますので、投資用としても向きそうです。

3 まとめ

住宅開発を中心に多くの実績を持つ、タイの不動産デベロッパー「APタイランド」についてご紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか?

もし、タイでの不動産の購入を検討される上で、こちらをご覧になって、物件選びの参考にしていただければ幸いです。