「海外リゾート不動産投資」
この言葉を聞けば、アメリカのハワイやインドネシアのバリを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
近年は、東南アジアのリゾートが不動産投資先として人気となっており、タイのプーケットやフィリピンのセブ島、ベトナムのダナンなどには、海外から多くの投資マネーが集まっています。
そんな中、最近にわかに注目を集めている「穴場リゾート」があります。
それが、マレーシアのリゾート地、ランカウイです。
ランカウイはマレーシアの北端に位置する島で、マレーシアのリゾートとして最も有名な「ペナン島」を意識し、政府主導で「第二のペナン」をとなることを目指します。
そして、近年は増加する観光客に伴い、不動産の人気も高まっています。 そこで今回は
・ランカウイのリゾート地の魅力
・ランカウイのリゾート不動産投資先としての魅力
・ランカウイのおすすめ不動産
を紹介させていただきます。
新たな海外リゾート不動産投資先として、ランカウイに注目していただけると幸いです。
ランカウイとは?
免税の楽園・ランカウイ島
マレーシア北端部、タイとの国境付近に浮かぶ島がランカウイ島(Langkawi Island)。島の面積は約380 ㎢(日本の淡路島の約2/3の面積)程度ですが、太古の森とエメラルドの海に囲まれたリゾート地として広く知られています。
ランカウイ地図
また、ランカウイは「免税の楽園」と言われるように、島内で売られている商品には関税、酒税などの税金が一切かからないのです。例えば、缶ビールは1本約50円で販売されています。そのうえ、政府主導での観光開発計画も着々と進んでおり、昨今では、マレーシアや近隣諸国からの旅行者のみならず、ヨーロッパを中心に世界中からこの地に癒しを求めて訪れる旅行者が増えてきています。
アクセス
日本からランカウイ島までの直行便がないため、マレーシアの首都であるクアラルンプール、またはシンガポールを経由しなければなりません。
クアラルンプール経由の場合の所要時間は7時間30分、シンガポール経由の場合は6時間30分程度。その後、飛行機をもう1時間30分程度乗ればランカウイへ到着します。
ランカウイ島の高級リゾート地の紹介
優雅な旅行をしたいなら「タンジュン・ルー(Tanjung Rhu)」
ランカウイ島の北東部に位置するタンジュン・ルー。空港から車で30分という好立地の上、「タンジュン・ルー・リゾート」や「フォーシーズンズリゾート ランカウイ」の高級ホテルをはじめとした観光客に人気な施設やアクティビティーが豊富です。その中でも有名なのが「タンジュン・ルー・ビーチ」。白砂が特徴的であり、息を飲むほど美しいと人気を誇っています。
さらに、周辺にはケーブルカーやスカイブリッジなどがあり、ランカウイの自然を満喫できるアクティビティーが揃っています。
ウォータースポーツが楽しめる「パンタイ・チェナン (Pantai Cenang)」
パンタイ・チェナンはランカウイ島の南西部に位置する細くて長いリゾート地。「パンタイ」はマレー語で「ビーチ」を意味し、その名の通り、このエリアは島を代表するチェナンビーチが広がっています。
レストランやショップが海沿いに立ち並んでおり、賑やかな雰囲気が特徴です。また、パラセーリングやジェットスキーをはじめとしたウォータースポーツの多さも魅力の一つです。アクティビティーが豊富であるため、パンタイ・チェナンはランカウイの魅力がコンパクトに詰まっています。
神秘的な自然に囲まれた「ダタイ(Datai)」
ランカウイ島の北西部に位置するダタイはダタイ湾と熱帯雨林が共存している美しいエリアです。静かで神秘的な大自然の中にあるため、まるで楽園にいるような気分が味わえます。ダタイはランカウイ空港から車で約50分の所にあり、世界的に有名な「ザ・ダタイ」などの高級ホテルが海沿いや熱帯雨林の中に広がっています。
ランカウイへの観光客は増加中
マレーシアの政府系ウェブサイトLANGKAWI DEVELOPMENT AUTHORITYによると、ランカウイ島へへの2019年の旅行者の総数は約3,925,000人となっています。マレーシアの首都クアラルンプールから約1時間のフライト、シンガポール、中国からの直航便もあり、交通アクセスがますます便利になっています。14年~19年までの観光客は以下のように増加しています。
図:ランカウイへの観光客数の推移
年 | 観光客数 |
---|---|
2014年 | 3,600,000人 |
2015年 | 3,625,000人 |
2016年 | 3,634,000人 |
2017年 | 3,679,000人 |
2018年 | 3,629,000人 |
2019年 | 3,624,000人 |
出典:Langkawi Development Authority
また、観光客はインドネシアのバリ島と比較しても、決して少なくありません。
図:2019年リゾートエリアにおける観光客数比較
エリア | バリ島 | ランカウイ |
---|---|---|
観光客数 | 640〜650万人 | 392万人 |
出典:複数のデータより弊社作成
ランカウイの不動産投資市場は?
サービスアパートメントの需要が増加見込み
ランカウイ島はリゾート地であるゆえ、現在販売中の物件は、管理運営会社付きの物件が中心になります。所有者が好きな時に滞在することができ、滞在しない時はホテル、もしくはサービスアパートメントとして運用し、収益を得るという方式のものであることが多いです。
MyTourismData portalのデータによると、ランカウイでは観光客者数に対してホテル件数が少なく、島内ホテルは高い稼働率を保っています。そのため、サービスアパートメントの物件需要は今後も増加いていくと考えられます。
図:5つ星ホテル客室数比較
エリア | バリ | ランカウイ |
---|---|---|
5つ星ホテル客室数 | 15,000 | 2,300 |
出典:複数のデータより弊社作成
ランカウイ不動産の投資価値
政府による後押しもあり、リゾート地として人気が高まっている背景をみれば、安定したインカムゲイン、そして、数年後の不動産の値上がりによるキャピタルゲインも十分に狙えます。リゾート不動産投資マーケットとして、このランカウイはポテンシャルが極めて高いと言えるでしょう。
しかし、現状ランカウイは物件の数がそう多くはなく、これからはリゾート不動産投資先として、魅力のあるマーケットと言えるでしょう。
外国人の購入規制免除!ランカウイのおすすめ物件
今後の発展に期待できるランカウイ島ですが、実際の投資先としてどのような物件があるのでしょうか。
今回は、マレーシアのディベロッパーである「チェナンリゾート社」「シノグレートウォール社」が開発し、「トロピカーナ マーケットプレイス社」が販売する「トロピカーナ チェナン」を紹介します。 「トロピカーナ チェナン」はサービスレジデンスが2棟(タワーA、タワーB)、ショップ、ワンダ レルム リゾート ランカウイ(WANDA REALM RESORT LANGKAWI)と呼ばれ、ホテルとして運営予定の低層一戸建てからなるプロジェクトです。
最後に
海外不動産の投資先として「穴場」であるランカウイは、今後より世界から注目を集めるでしょう。海外へのリゾート物件の購入を検討されている方はぜひ、ランカウイの物件をチェックしてみましょう。