クアラルンプールの高級デパート「スターヒル・ギャラリー(The Starhill Gallery)」は、世界の一流ブランドやレストランが並び、国内外からショッピングを楽しむ富裕層が集まる場所として知られている。

その「スターヒル・ギャラリー」が、今月より始まる改装のため一部閉鎖されることがわかった。改装は段階的に行われ、おもてなしに力を入れた新しいコンセプトを実現するという。リニューアルオープンは2021年を目指しており、「スターヒル(The Starhill)」として生まれ変わることになる。

クアラルンプール随一の繁華街ブキッビンタンに位置する「スターヒル・ギャラリー」は、シンガポールの不動産投資信託「Starhill Global REIT」所有、マレーシアのデベロッパー「YTL Corp.Bhd.」の完全子会社「YTL Starhill Global REIT Management」によって管理されている。

「スターヒル」はショッピングスペース4フロアを備えた7階建てとなり、これまでショップが入居していた上位3階についてはホテルへと改装される。内装も一新され、入り口吹き抜け部分には、壁面緑化と各テナント広告のためのLEDスクリーンが設置される予定だ。

また「スターヒル」は、最近よく見られる大型ショッピングモールとは異なる展開を目指しており、規模は控えめだがお客様に寄り添う温かみのある空間を構築したいと関係者は話す。


【参照】The Starhill Gallery in KL closes for renovation

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セカイプロパティ編集部
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