本記事は、ペンネーム「海外不動産投資家アラフォー男」が、東南アジアを中心とした海外不動産投資について、自身の体験を交えて紹介する連載コラムです。
不動産投資家がよく、口を揃えて言うアドバイスの一つ。それは、「首都一等地の不動産を買った方がいい」というということだろう。
筆者の海外不動産投資経験から考えても、やはり海外でも「首都一等地」に物件を購入することはオススメできる。今回は、なぜ海外で物件を購入する時に、首都一等地の物件を購入すべきなのかを、私のマレーシア不動産投資の経験から述べる。
なぜ一等地の不動産を購入すべきなのか?
不動産投資は株やFX投資などと比べて流動性が低い。株などは流動性が高く、明日売りたいといえば、その日中に売れるが、不動産はそうはいかない。
売却するためには、買い手を見つけてはじめて売ることができるのだ。
しかし、「首都一等地」の不動産であれば話は異なる。なぜなら、首都一等地の不動産は多くの人が住みたい・買いたいと思っており、需要が高い。
そのため、不動産の中でも流動性が高くなっているのだ。それゆえ、賃貸付けがしやすく、さらには売却もしやすい。
リゾート不動産を購入する場合は、1泊からなどの短期での貸付けができるため、インカムゲイン(賃貸収入)は出やすいが、実は売却の際に苦労することが多い印象がある。
リゾートは長期で保有や、売らなくてもいいと思う方にはオススメだ。
なぜマレーシア不動産は一等地で買うべきなのか?
これまで、マレーシアは鉄道が通じておらず、一等地であるかないかに関わらず、物件の価格に大きな差がなかった。
しかし、日本・シンガポール・タイのように鉄道駅が整備されるようになると、駅チカ一等地の価値が上がりやすくなる。
今後マレーシアでは、今まで車を使って生活していた人たちが電車を使うようになるため、駅チカの物件の価格の上昇が期待できるだろう。