マレーシアのコンドミニアム

最近は、テレビでも話題のマレーシアでの生活。特にクローズアップされるのは、物価の安いマレーシアで豪華に暮らす移住者の生活でしょう。そんな快適なマレーシアの生活を支える大きな要素として、コンドミニアムがあります。コンドミニアムとは日本で言うマンションのことであり、マレーシアに住む日本人の多くが、コンドミニアムに住んでいます。

また、最近は老後や教育移住のため、長くマレーシアに滞在する人が、コンドミニアムを購入することも増えてきています。マレーシアのコンドミニアムはバブルのような価格の変動もなく、安定的に利益を出したい不動産投資家の間でも根強い人気を保持しています。今回は、マレーシアのコンドミニアムを賃貸、あるいは購入しようと検討している方に向けて、マレーシアのコンドミニアムの魅力や選び方、そして賃貸や購入の方法まで紹介していきたいと思います。

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安く豪華な生活ができる?マレーシアのコンドミニアムの魅力

マレーシアのコンドミニアム

高級コンドミニアムが格安で購入できる

マレーシアのコンドミニアムの魅力はなんといっても、価格の割に豪華な暮らしができることでしょう。ジムやプールが備え付けられているのは当たり前、警備員が24時間常駐していてセキュリティのしっかりしているかなり広々とした綺麗な物件を、日本の6分の1程度の価格でマレーシアでは持つことができます。

マレーシアのコンドミニアム


図:アジア各国の㎡あたりのコンドミニアム価格比較

出典:Global Property Guide

マレーシアの不動産価格については「マレーシアの不動産価格を徹底調査!価格推移からエリア比較まで」で詳しく解説していますので、合わせてお読みください。


マレーシアでメイドさんを雇うのは当たり前!?

マレーシアではメイドさんを雇うという敷居がとても低く、特にコンドミニアムや一軒家に家族で住んでいる人たちは、住み込み、または通いのメイドさんを雇っているという話をよく聞きます。メイドさんの賃金は、国籍、英語が話せるかどうかでも変わってきますが、住み込みの場合、コンドミニアムの1部屋を与えたうえで月4~6万円、通いの場合、週2~3日掃除・洗濯・買い物、条件によっては料理・ベビーシッターなどをお願いして月1~4万円とこちらも破格な安さです。日本の駐在員家庭でメイドさんを頼まれているところではやはり「住み込みはちょっと抵抗があるので週2日1回3時間で掃除をしてもらっている」というような感じが多いようです。マレーシアのコンドミニアムはリビングも広いので、少しの金額でこんな風に家事が楽になるのはいいですね

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マレーシアのコンドミニアムを選ぶのにおすすめのエリア

それでは、マレーシアのコンドミニアムを選ぶ際には、どのようなエリアがおすすめなのでしょうか。

日本人が集う街「モントキアラ」

マレーシアのコンドミニアム

モントキアラの地図

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マレーシア在住の日本人の9割が住んでいると言われているのがモントキアラ。周辺にはインターナショナルスクールや日本人学校があることで家族連れに人気です。

日本人以外にも韓国人や欧米人から来た移住者も多く、国際色豊かな街です。そのため、スーパーには高品質の物が揃っており、街中も各国のレストランが立ち並んでいます。



マレーシアの高級繁華街「ブキッ・ビンタン」

ブキッ・ビンタンの地図


「ブキッ・ビンタン」はマレーシアの中心に位置しています。「星の丘」という意味を持つブキッ・ビンタンは日本でいう銀座のような高級繁華街です。

ブキッ・ビンタンには「リッツカールトン」や「パークロイヤル」など誰もが知っているホテルが立ち並んでおり、観光客も多く見られます。さらに、伊勢丹やマレーシア屈指の高級ショッピングモールであるパビリオン・モールもこのエリアにあり、利便性に優れています。




ビジネスの中心部「KLCC」

マレーシアコンドミニアムKLCCの地図


世界トップクラスのペトロナスが所有しているペトロナスツインタワーは国内で最も高いビルであり、KLCC(マレーシア・シティ・セントラル)のランドマークといっても過言ではありません。これが象徴しているように、このエリアは金融関係のオフィス街として知られています。

ツインタワーの下にはショッピングモールがあり、気軽に足を運ぶことができます。 KLCCはマレーシア屈指の生活水準が高いエリアです。その上、日本での生活費の半分ほどで優雅に暮らせると言われています。

アンパン

アンパンの地図

 

マレーシアの中心地、KLCCの東側に位置している高級住宅地エリアです。日本大使館があり、日本大使館をはじめ、ロシアやフィンランドなど多くの国の大使館が立ち並びます。

また、アンパンにはインターナショナルスクールが多く位置しているため、教育移住を目的としたファミリー層が多く住んでいることが特徴です。

 マレーシアの物件一覧

マレーシアコンドミニアムのデメリット

マレーシアコンドミニアム

魅力が多いマレーシアのコンドミニアムですが、一方でデメリットもあります。ここでは、マレーシアでコンドミニアムに住んでいる人の間でよく話される「マレーシアコンドミニアム」のあるある体験を紹介します。

作りが少し雑なことがある

おおらかな国民性のせいもあるのでしょうか。日本のマンションと比べると少し作りが雑なコンドミニアムも存在します。例えば、大雨が降ると隙間から少し雨が入ってくる、壁紙の貼り方が雑、入居してしばらくすると電気系統がショートした、シャワーの出が悪いなど。もちろん全てのコンドミニアムがこうだということはありません。名前の通ったデベロッパーの物件を購入する、日系の信頼できるエージェントに紹介してもらう、内覧をして確かめて購入することで、このようなトラブルを防ぐことはできますので、マレーシアでコンドミニアムを購入する際にはまず現地に視察に行って、しっかり自分の目で物件を見ることも重要です。

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虫が発生する

低層階ほど蚊などの虫が発生しやすく、特に虫が苦手な人は高層階を選ぶ人が多いです。10階より上の階にはあまり虫が発生せず、コンドミニアムによっては害虫駆除を行ってくれます。

余談ですが、以前マレーシアの某日系コンビニの電気看板の裏を見ると、電気に集まってくる虫を食べようと、看板一面にぎっしりヤモリが張り付いていたのを見たことがあります。これも暖かい国あるあるの1つですね。


マレーシアコンドミニアムを賃貸するには

家賃の相場は?

プールやジムなどの施設があるコンドミニアムでも、月々18000リンギット(5万円)前後で快適に住むことができます。家賃が比較的安いエリアはモントキアラであり、ブキッ・ビンタンやKLCCでは10万円を超える、現地では高額な物件があります。

賃貸するまでのステップ

1. エージェントに連絡

まずエージェントに依頼することをオススメします。自分で調べても分からないようなエリアの情報を持っており、日頃より現地人と英語やマレー語で接しているので、物件探しがスムーズに行えます。

2. 物件の内覧

次に、エージェントから提示された物件の中に興味のあるものを内覧しに行きます。雨漏れの心配がないのか、壁が薄くないかなど、細かいチェックを心掛けましょう。

3.物件の申し込み

内覧した物件に満足した場合、その場で申し込みを行うのが一般的です。その際、申込金とパスポート(もしくはマレーシア在住者ID)をご用意ください。

申込金の内訳
  • 初月の家賃
  • 保証金(水道・光熱費保証金など 1ー2ヶ月分)
  • 印紙税
  • 登録手数料
  • 仲介手数料
  • 弁護士費用

4.物件の引き渡し

申し込み後、「クリーニング」と呼ばれるオーナーによる物件や設備の修理と補充を行う期間があり、その後、引き渡し日に移ります。売買契約書にサインをし、未払いの諸費用を支払い終えたら、鍵が渡され、取引は完了します。

マレーシアのコンドミニアムを購入するには

マレーシアに長く住んでいる人の中には、賃貸で家賃を払い続けるよりも、自分で物件を購入したいと思う人も多いでしょう。

ここでは、マレーシアでコンドミニアムの購入を検討している方に向けて、購入のポイントを紹介させていただきます。

価格制限に要注意!

マレーシアでは、外国人は一定の価格以上の物件のみ買うことできるという法律があります。例えば、マレーシアでは1万リンギット(2600万〜2700万円)以上の物件のみが外国人は買うことができます。

しかし、例外もあります。ジョホールバルの経済特区であるメディニは制限がなく、また、1000万円から物件を買えるエリアもあります。

ローンを組めるか確認をする

マレーシアでは、外国人でも現地の銀行でローンを組むことができます。ただし、現地の日系銀行は法人のみにローンを出しているため、外資企業やローカルの銀行を選ぶと良いでしょう。

大手ディベロッパーの物件を選ぶ

マレーシアのコンドミニアムを購入する際は「プレビルド」という、建設開始前の物件を購入することが多いでしょう。そのため、物件が建たないというリスクを抱えることになります。事実、2012年頃には資金ショートで建設が中断されたコンドミニアムが多くありました。さらには、完成して5年程で老朽化したコンドミニアムも多々見られます。 そのようなリスクを避けるために、マレーシアのコンドミニアムを購入する際は信頼性のある大手や日系ディベロッパーを選ぶことをおすすめします。

オーナーをみて物件を選ぶ

買い手が外国人の場合、現地人のオーナーに不利な条件で購入させられることがあります。対策としては、事前にエージェントや不動産ポータルサイトを通して物件価格を確認し、オーナーが提示した価格に違いがないか、オーナーがどういう人なのかといった確認をする必要があります。

まとめ

マレーシアのコンドミニアムは現地就職者や移住者、さらには投資家までを惹きつける様々な魅力を持っています。少しでも興味をお持ち方は、ぜひ一度自分の目で物件を内覧してみてはいかがでしょうか。 マレーシアのコンドミニアムの購入相談はこちらから無料で受け付け中です。

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