日本国内は人口減少により不動産需要の減少が見込まれていますが、世界に目を向けると人口増加が進む国の不動産需要は高まっています。特にヨーロッパは経済成長も安定しており、移民による人口増加などで不動産投資先としてメリットがあります。

この記事ではヨーロッパ不動産のことがゼロからわかるセミナーをご紹介します。安定した先進国で不動産投資をしたい方、今後経済成長が見込めるヨーロッパの不動産を検討している方は参考にしてください。

1 ヨーロッパ不動産に強い企業

日本から遠く離れたヨーロッパはエリアが広いため、投資対象国選びで悩む方は多いのではないでしょうか。

ヨーロッパの不動産について現地の事情に強く、具体的な物件情報が得られるセミナーを開催しているのが、「株式会社ビヨンドボーダーズ」と「フォーランドリアルティネットワークジャパン株式会社」です。

1-1 海外不動産に強みがある「株式会社ビヨンドボーダーズ」

株式会社ビヨンドボーダーズは、セカイプロパティを運営する企業です。先進技術によって不動産投資を一層身近なものにする取り組みを行っており、最近はVRを活用して海外の現地物件を日本にいながら見学できるセミナーなども開催しています。主要な投資国は東南アジアでしたが、世界中の不動産物件に目を向ける中でヨーロッパの物件にも力を入れています。

ビヨンドボーダーズのセミナーは、「マレーシア不動産の魅力」「注目のカンボジア不動産投資」など投資対象国を絞り込んだ内容から、「自己資金○○万円から購入可能」「利回り保証○%」など投資額や利回りを明確にしたものまで、種類が豊富です。

豊富なセミナーのタイトルから自分に合ったテーマを選べるため、定期的にセミナー情報をチェックすれば今自分が知りたい情報に関するセミナーに出会えるでしょう。

海外不動産を多数取り扱っており、英語・中国語などを得意とする外国人社員も多いため、現地取引先とのコミュニケーションも問題ありません。現地物件を直接見に行ける視察ツアーも開催するなど、個人レベルでは壁がある海外不動産投資を力強く支援しています。

1-2 高成長国への投資に強い「フォーランドリアルティネットワークジャパン株式会社」

フォーランドリアルティネットワークジャパン株式会社は、海外不動産の紹介や投資サポート、コンサルティングを中心事業とする会社です。高成長を見せる東南アジア地域を中心に、アメリカ本土やヨーロッパの物件への投資も行っています。

多くの提携企業が海外にあるため、現地事情に強く、現地の市況や法律、税制度といったマクロな情報だけでなく、地域の開発や物件用途などミクロな情報に至るまで詳細に把握できるのが強みです。

同社は不動産投資の特徴について「株式やFXと違い、市場参加者が少ない不動産投資では割安感のある物件が放置されやすく、大きなリターンが得やすい」としています。

同社が開催する無料セミナーは、帝国ホテルタワー内で行われるなどリッチな雰囲気があり、アクセスも良好なため、参加者から好評です。セミナーは頻繁に行われており、忙しい会社員の方でも都合が付きやすいのもメリットです。

このほか、相談会や現地視察ツアー、現地への同行サポート、契約サポートなども行っており、国内・現地の両方から最大限バックアップするなど、海外不動産投資をスムーズに進める気配りが充実しています。物件を購入した後も、専用のアプリで収支情報や契約情報など賃貸管理に必要な情報を一括管理できるようにサポートしています。

2 ヨーロッパ不動産投資を理解するためのおすすめセミナー3選

投資初心者の方でも参加しやすいヨーロッパ不動産投資に関するセミナーを3つご紹介します。ヨーロッパ地域は広大で経済状況も様々であるため、優良な投資先に関する情報を知りたい方は検討してみてください。

2-1 海外不動産投資の基本が知りたいなら「ヨーロッパアジア海外不動産比較セミナー」

ヨーロッパ・アジアの海外不動産を比較するセミナーでは、各国の不動産投資の特徴やメリットについて紹介してくれます。特に、税制や金利、経済成長率など、投資初心者の方にも知ってもらいたい情報と、経済状況が不動産投資に与える影響が丁寧に解説されます。国内不動産との違いを元にどういう視点で投資先を考えるべきかなどの捉え方も紹介してくれます。

ヨーロッパとアジアでは、地域の状況も投資先としての特徴も全く異なります。また、想定されるリスクも現地事情によって異なるため、慎重に物件を選ぶ必要があります。どちらに投資するのが良いかどうかは個人の状況によって異なるため、自身の状況に合った投資先を考えるのに向いたセミナーと言えます。

セミナー後は個別相談会も設けられており、投資先や投資方法について詳しいコンサルティングが受けられます。

セミナーではこのように世界中の様々な地域との比較で不動産投資を考えることができるため、海外不動産投資に関する知見が広がるでしょう。特にリアルタイムの知識が得られるメリットは大きく、定期的に参加すれば多くの発見が期待できます。

さらにセミナー内では、ヨーロッパ、アジアの非公開物件が紹介されることもあります。都市部のハイグレード物件は、個人のセカンドハウスとして使用するのにも向いており、賃貸に出すのにも好条件な物件になります。

契約や購入などのサポート面は万全のため、ヨーロッパ不動産、アジア不動産を探している方はセミナーへの参加を検討してみてください。

おすすめポイント

  • 国内不動産物件への投資と比較した海外不動産投資のメリットがわかる
  • ヨーロッパ、アジアの制度や不動産事情や市場概況について理解できる
  • ヨーロッパ、アジアの投資における注目エリアとその理由がわかる
  • 初期投資が少なく、利回りの高い物件が紹介される
  • 成約後のサポートも手厚い

2-2 ヨーロッパの割安物件を知りたいなら「ウクライナ不動産セミナー」

ビヨンドボーダーズが注目するのは経済回復が見込まれるウクライナの不動産に関するセミナーです。

東ヨーロッパに位置し、人口約4500万人のウクライナは、歴史的な建造物や観光地も多く、活気あふれる地域です。ロシアの影響が長らく強かったのですが、2014年のユーロマイダン革命によって貨幣や不動産の価値が大きく下落しました。その後は欧米寄りの国家運営が行われ、西側からの多くの支援が入り始めています。

現在は地価が底打ちしたとも言われる状況のため、EU平均の平米価格の60%程度で購入可能な物件もあります。経済ではGDP4%台の成長を続けていることから優良な投資先と見込まれています。

セミナーでは、ヨーロッパ圏の経済概況や不動産市場について触れ、その中で具体的な物件情報が得られます。初期投資額の安さと利回りの良さが現在のウクライナ物件の特徴で、今後の経済成長次第では将来のキャピタルゲインも狙えます。

また、国内不動産と比較したメリットもわかりやすく解説してくれます。ウクライナで不動産を取得するためには、様々な書類の作成が必要ですが、不動産取得に関する諸手続きは成約後に代行サポートを手配して行ってくれるため、自分で行う必要はほとんどありません。

しかし、書類や契約の意味を理解しておくことは海外不動産投資を行う上では重要なため、むしろ初めての方ほどセミナーで事前確認したほうが良いでしょう。

このほか、日本との税制の違いや、税制の違いから利益を得るためのノウハウなど貴重な情報も得られます。セミナー内では、ビヨンドボーダーズによる物件紹介も行われます。キエフなどの首都圏の人気エリアに立つハイグレード物件ですが、客付けや管理などは現地の日系企業が対応するため、オーナー側の負担が軽く済むのが特徴です。

空室時は一定の収入が保証されるサブリース契約も可能なため、投資初心者の方でも始めやすくなっています。キャピタルゲインも期待できるウクライナ不動産に興味がある方は検討してみてください。

おすすめポイント

  • 国内不動産物件への投資と比較した海外不動産投資のメリットがわかる
  • ヨーロッパの不動産に関する情報や、ウクライナ不動産投資のメリットがわかる
  • 初期投資が少なく、利回りの高い物件が紹介される
  • セミナー後、成約後のサポートも手厚いため初心者でも始めやすい

2-3 イギリスの優良物件を知りたいなら「学生寮投資で注目を集めるイギリス不動産セミナー」

フォーランドリアルティネットワークジャパンが提供するイギリス不動産セミナーでは、世界の投資マネーが流れ込む「セーフヘイブン(安全な投資先)」であるイギリス不動産について学べます。

イギリスは観光地として日本人にも人気ですが、不動産投資に関する情報は手に入りにくいため、セミナーへの参加は貴重な機会となります。

イギリスの人口は6,565万人(2016年)で、現在も人口増加が続いています。経済はポンド安を背景に輸出が好調でGDP成長率1.8%と堅調な動きを維持しています(2017年 外務省より)。

不動産価格は1980年以降、平均年率6.4%で推移するなど好調を維持していました。EU離脱表明後も不動産市況に大きな影響はなく、順調に上昇しています。住宅価格指数も右肩上がりで、先進国でありながらも賃貸収入による利回りだけでなくキャピタルゲインも狙えることが、ヨーロッパの他地域と比較した強みです。

イギリス不動産投資セミナーでは、投資情報だけではなく、海外不動産に投資するためのメリットも紹介されるため、投資初心者の方でもわかりやすいと好評です。特に、税制の違いや為替差益から生まれるチャンス、分散投資のメリットなどは、具体的なシミュレーションなどで紹介してもらえることで深い理解が得られるでしょう。

イギリスは国際的に有名な大学も多く、留学生が非常に多いことから学生寮投資が人気を集めています。法制度などの事情によって住居の供給が追いつかず、学生寮の入居率は常に100%近いといった特徴があります。

また現在EU離脱表明による影響はあまり見られませんが、今後どのように動くかは不透明なため、情報収集という意味でも現地と深くつながった企業から得られるリアルタイムの情報は貴重です。

海外不動産投資では、物件の価格や利回りを気にする投資家の方が多いですが、同社による統計情報を背景にした客観的かつ論理的な情報は、新たな視点を与えてくれます。安定的に成長を続けるイギリス不動産に興味が湧いた方は、セミナーへの参加を検討してみましょう。

おすすめポイント

  • 国内不動産物件への投資と比較した海外不動産投資のメリットがわかる
  • 人気の学生寮投資に関する貴重な情報が得られる
  • 地域情報や統計に基づいた考え方、物件選びの仕方がわかる
  • 初期投資が少なく、高利回りが期待できる物件が紹介される
  • セミナー後、成約後のサポートも手厚く、初心者でも手続きをスムーズに進められる

3 まとめ

日本から遠く離れたヨーロッパに関する情報は手に入りにくいですが、セミナーへの参加を通じて優良な投資情報に触れることができます。

ヨーロッパの先進諸国は法制度が整備されているため政治リスクが少なく、個別に見ても人口増や経済成長の伸びしろが期待できるエリアが多くあります。投資初心者の方や経験豊富な方も貴重な情報が期待できるセミナーへの参加を検討してみてください。