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2020-02-01

6%強の高金利が魅力! ベトナムで銀行口座を開設する方法やメリットを紹介します

  • 海外不動産コラム

アジアの中でも金利の良さが秀でていると評判のベトナムで、銀行口座を開設する方法を解説していきます。

破格の金利の良さの陰には、新興国であり社会主義国でもあるベトナムならではのリスクやルールも存在します。資産運用のひとつとしてベトナムの銀行口座を開設する場合は、国の状況などもしっかり把握したうえで行うことをおすすめします。

※金利などの数字は、2019年当時のものとなります。

ベトナムで銀行口座を開設する5つのメリット

金利が良いことを筆頭に、ベトナムで銀行口座を開設する際に得られるメリットを調査してみました。後述するデメリットも合わせて考えることで、ベトナムで銀行口座を開く際の検討材料にしてください。

金利が良い

ベトナムの銀行は金利が良いことで知られています。この背景には、他の新興国などと同様、外貨獲得の必要があることや、インフレ対策として金利を高くしているといった理由があります。

各銀行で利率が異なりますが、ベトナムの銀行で高金利が付くのは定期預金口座です。普通預金では約0.1〜1%程度。1年定期預金だと、なんと6%強も金利が付く銀行もあるというから驚きです。日本の1年定期の金利が0.01%ほどなので、かなり金利が良いことがわかります。

預金の利子は無課税

金利の高いベトナムの銀行ですが、預金の利子に対して課税されることはありません。日本の銀行に預けた場合、利子に対して20%以上も課税されてしまうため、大きなメリットであることは間違いないでしょう。

現金の引き出しが簡単になる

例えば、ベトナムで日系の銀行から現金を引き出す際には、かなり煩雑な手続きが必要になり、時間もかかってしまいます。ベトナムの銀行口座があれば、各所にあるATMで簡単に現金が引き出せるようになります。

ネットバンキングが利用できる

ネットバンキングを利用すると、ベトナム国内銀行間でのベトナムドンの国内送金が可能となります。ただし、外貨の場合はネットバンキング経由で国際・国内送金はできないので注意が必要です。

また、ネットバンキングも口座維持費が必要となりますが、店頭預金と比べて金利が高い場合などもあるので、まとまった金額の預金をするなら活用してみてはいかがでしょうか。銀行によっても違いがあるので、大手銀行のネットバンキングの金利をふくめ詳細はしっかり確認をしましょう。

ネットバンキングは定期預金口座開設や送金などはもちろん、支払いなどにも利用できて便利です。利用するためには、口座開設時の初期アクティベーションが必要ですので、忘れずに登録作業を行いましょう。

ATMキャッシュカードにデビット機能がついている

銀行口座開設時にATMキャッシュカードの申し込みができます。また、この時に申し込めば、キャッシュカードにVISAのデビット機能を付帯することができますので忘れずに申し込みをしましょう(各銀行に問い合わせを)。

ベトナム国内だけでなく、世界各国で自分の預金を現地通貨で引き出せるなどの利点があります。こちらもネットバンキング同様、キャッシュカードが新規発行された際に、ベトナム国内の利用銀行のATM機での初期アクティベーションが必要となりますので、登録作業をお忘れなく。

ベトナムで銀行口座開設に必要な条件

ベトナムで外国人が個人の銀行口座を開設する際に必要な書類や条件について調べてみました。銀行の窓口へ行く前に下記の必要書類を揃えておきましょう。

口座開設に必要なもの

・パスポート

ビザ(もしくは滞在証明カード、永住証明カード)

ベトナムでの滞在を証明するビザ、もしくは滞在証明カード、永住証明カードの提示が必要になります。以前は3カ月の滞在ビザでも審査を通るケースがありましたが、2019年7月以降、外国人が口座を開設するには12カ月以上の長期滞在を証明するビザ、もしくは滞在証明カードが必要となりました。また、定期預金を組めるのは6カ月以上の滞在許可がある場合のみであり、定期預金の期間は滞在許可の期間内に限られます。

10万ベトナムドン
口座開設手数料とキャッシュカードの発行手数料が必要になるのでベトナムドンを用意しておきましょう。各銀行によって違いがあるようですが、国営の大手銀行「ベトコムバンク」では10万ベトナムドン(日本円で約500円)が必要となります。

ベトナムの携帯電話番号
銀行からのSMSメールを受信しなければならないケースがあります。

現地の住所
後日、郵送書類を受け取れる住所が必要です。銀行によってはホテルでも受け取ることができるようです。

アメリカドルかベトナムドンか口座を選ぶ

ベトコムバンクの場合、アメリカドルかベトナムドルか、どちらかの銀行口座を開くことができます。アメリカドルの口座を開き、銀行口座を給与の振り込みなどに利用する場合には、アメリカドルでの給与を証明するための労働契約書などの書類を提出する必要があります。

また、アメリカドルの口座では高金利が付きません。前述した高金利が付くのは、ベトナムドンでの口座預金のみとなります。

英語の面接がある場合も

ベトナムでは銀行や支店、担当者によっても対応が変わることが珍しくないと言われています。

上記の必要書類を揃えて、銀行窓口で手続きをすればたいていの場合はスムーズに口座が開設できるのですが、金利が良いことなどから外国人の銀行口座開設希望者が増えていることもあり、近年は審査が厳しくなってきている傾向があるようです。

場合によっては、居住住所のわかる書類の提出を求められたり、英語で意思疎通ができるかどうかの面接を受けさせられたりする例もあるようです。銀行口座の開設にかかわらず、新興国で何かを始める時は、臨機応変な対応力も必要になります。

外国人でも銀行口座を開設できる現地の銀行4選

ベトナムには国営銀行とローカル銀行と国際銀行があります。ローカル銀行には、ベトコムバンクのように、元国営銀行で現在も大手という銀行もありますが、日本の信用金庫程度の小規模な銀行がほとんどで、急に倒産したり統合されたりすることがあるので注意が必要です。

できればベトナム五大銀行などの評価の高い銀行を選ぶことをおすすめします。在住日本人は大手のローカル銀行と国営銀行の2つの口座を持っている人が多いようです。

ベトコムバンク(Vietcombank/ベトナム外商銀行)

かつては国営のメガバンクでしたが2006年に民営化されました。2011年に日本のみずほ銀行が資本参加するなど、現在もローカル銀行の中では大手であり、外国人でも比較的口座開設がしやすいことから在住日本人の利用者が多い銀行です。2019年時点での1年定期預金の金利は6.8%程度でした。

テクコムバンク(TECHCOMBANK/ベトナム技術商業銀行)

2014年にベトナムの最良銀行賞を受賞した、ローカル系大手銀行です。ベトコムバンク同様、比較的外国人でも口座の開設がしやすく、ATM設置箇所も多いため、多くの在住日本人が利用しています。また、日本のクレジットカード会社であるJCBと提携しているため、加盟店やATMでJCBカードを利用することができます。2019年時点での1年定期預金の金利は6.1〜6.9%程度でした。

BIDVベトナム投資開発銀行

ベトナム国内最大手の五大銀行のひとつで、ベトナム全土に127の本支店、747箇所以上の営業所、1500台以上のATMを展開しているほか、ハノイやホーチミンにジャパンデスクを設置。日本人向けのホームページも公開しています。2019年時点での1年定期預金の金利は6.9%程度でした。

SAIGONCOMMERCIAL BANK(SCB)

SCBの略称で広く知られているベトナム五大銀行のひとつです。金利が良いといわれるベトナムの銀行の中でも、際立って高い金利を設定していることで人気を集めています。また、ネットバンキング口座の開設が便利で利用しやすいという特長もあります。昨年時点での1年定期預金の金利は7.5〜8.2%程度でした。

ベトナムで銀行口座を開設する際に注意すべきこと

金利が良いといわれるベトナムの銀行ですが、カントリーリスクや社会主義国特有のルールがあります。そのため、とくに資金の持ち出しに関しては困難になるケースが少なくありません。ベトナムで銀行口座を開設する場合は、さまざまなリスクやルールを正確に把握しておくことが重要です。

システムやリスクヘッジが不安定で銀行倒産などもある

ベトナムの国債金利は低下傾向にあり、今後は銀行金利も下がっていくことが予想されています。またインフレ状態でもあるため、貨幣価値が安定して維持される保証もありません。とくにベトナムドン建ての口座を開く場合は為替によるリスクは考慮すべき問題となります。

また、ローカル系の銀行は倒産や急な統合などが行われることもあります。その際にしっかりとした保証をしてもらえる確約はありません。このようなリスクも考慮したうえで口座開設を検討されることをおすすめします。

ローカル銀行の口座には現金の預金ができない

ベトナムのローカル系銀行では、日本から持参した現金をベトナムドンに変えて口座に預金することができません。マネーロンダリング防止の意味合いもあり、出所が証明できない現金を預金することはできないのです。ATMも引き出しのみの対応で、入金はできません。

外貨にもドンにも現金の持ち出し制限がある

ベトナムではマネーロンダリング防止のため、正当な理由がない場合は外資の持ち出しができません。現金5,000米ドル(日本円で約50万円)に相当する外資、もしくは1500万ベトナムドン(日本円で約7万円)以上を持ち出す場合は、金融機関発行の確認書や中央銀行発行の認証証明書を税関に提出する必要があります。

また、個人が海外送金を行なう場合でも、個人所得税負担後の合法的所得からの送金であることを証明する必要があります。

まとめ

いかがでしたか。確かにベトナムの銀行の金利は破格に高いことがわかりますが、その裏にはリスクやルールといったハードルがあるのも事実です。とくに資金の持ち出しについては厳しいルールがあるため、高い金利を得ても個人が日本に資金を持ち出すことは、なかなか難しいというのが現状のようです。

ベトナムでコンドミニアムを購入し、賃貸で家賃収入を得て、そのお金をベトナムの銀行に預けてさらに利回りを…と考えている人には今回の話は厳しいものかもしれません。

しかしSEKAI PROPERTYでは、現地の銀行情報にも精通していますので、「ベトナムで不動産投資をしたいけれど、銀行のことがネックになっている」という方のご相談も歓迎しています。ベトナムの不動産投資や売却を検討している方はお気軽にお問い合わせください。

ライター&エディター:稲嶺恭子
大阪府出身。大手出版社勤務を経て2002年シンガポールに渡り、国立シンガポール大学に留学。現地では情報誌編集ライター業にも従事。帰国後は沖縄に移住。現在は主にアジアと沖縄をテーマに編集&ライティング業務を行なっている。シンガポールでコンドミニアム暮らしにハマり、アジアのコンドミニアム見学が大好き。
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