住宅不足が深刻なロサンゼルス。その背景には、人口の流入が続いていることに加えて、一戸建てを規制する「ゾーニング」という規制がある。これは1つの土地に1つの住宅しか建てられないというもので、住宅街の密度を下げ、住環境の安定を目的としたものだが、人口が増加している都市部では住宅価格の高騰という弊害を引き起こしている。

こういった状況を受けて、ロサンゼルス市は対策を打ち出し、住宅関連の法律、プログラム、規制の分野から住宅問題の改善を打ち出す2029年までの住宅計画を公表した。住宅問題に加えて、環境問題やホームレス対策も含めた施策で、長年の社会問題を包括的に取り組む姿勢を打ち出している。

参照:「ゾーニング」対策が解決の鍵 住宅問題に挑むロサンゼルス市【世界から】

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セカイプロパティ編集部
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