2018-05-31
アメリカの銀行口座開設をする方法は?おすすめの銀行も紹介
- 海外不動産コラム
アメリカで外国人、特に非居住者が銀行口座を開設するには、長いプロセスを踏まなければいけません。
しかし、口座を持っておくと便利なことがたくさんあります。
特にアメリカへの頻繁に行く人や、留学生、研修生、そして市民権を申請する予定の人にとって大変有用でしょう。
アメリカの銀行での口座開設に必要なもの
アメリカで銀口座を開設する際に必要な書類は以下です。
- アメリカの住所
- 電話番号
- ソーシャルセキュリティーナンバー あるいは個人税務番号(ITIN)
特定のルールは州ごと、ケースごとに異なる場合がありますので、詳しくは銀行の顧客担当にお問い合わせください。
ほとんどの場合、運転免許証、パスポートなどの身分証明書が社会保障番号(SSN)と一緒に必要です。
外国人は、SSNの代わりに個別の納税者識別番号(ITIN)を取得することができます。納税者識別番号(ITIN)はアメリカで確定申告をすれば発行されます。
アメリカの住所要件
アメリカで銀行口座を開設するには、アメリカでの住所が必要になってきます。アメリカに住んでいない場合は、以下の方法をとることができます。
- アメリカに住む親戚の住所を使う
- アメリカに住む友達の住所を使う
- 業者の住所転送サービスを利用する
また、請求書や光熱費の領収書を提出することによって、その住所に住んでいることを証明する必要があります。学生は学生登録証明書のコピーを渡すことにより、アドレスの証拠を示すことができます。私書箱は受け付けておりませんのでご注意ください。
住所の転送サービスを使用すると、光熱費などの領収書を出せませんので住所を証明することができません。しかし、一部の銀行では、それでも大丈夫な場合もあります。
オンライン申請
インターネットからオンラインで申請をする場合、社会保障番号(SSN)が必要なので、アメリカ非居住者は申請ができません。
アメリカの主要銀行の口座維持費
アメリカにはたくさん銀行があり、学生が使いやすい銀行から投資家に有利な銀行まで様々です。自分のニーズに応じて、銀行をえらびましょう。
JPモルガン・チェース | 17-24歳の学生は毎月の口座維持費無料 ビジネスアカウント 毎月維持費10ドル(口座残高1500ドル以上あれば無料) |
バンク・オブ・アメリカ | 23歳以下の学生無料 通常は毎月12ドルの口座維持費 (口座残高250ドル以上あれば無料 |
ウェルズ・ファーゴ | 17-24歳の学生は毎月5ドル 毎月毎月維持費10ドル |
アメリカの口座の種類
アメリカの預金口座は大きく分けると「Checking Account(当座預金口座)と「Saving Account(普通預金口座)」の2つです。
日本では普通預金を通常使いますが、アメリカでは当座預金がよく使われる口座ですので、間違えないように、Checking Account(当座預金口座)で口座開設をしましょう。クレジットカードや、デビットカード、Check bookと呼ばれる小切手などはこのChecking Accountに紐付けられていて、日常的に使われています。
必要書類を提出して、手続きが終われば、通常2週間ほどで登録住所にカードが届きます。カードは通常VISAやMASTERのデビットカードになっていますので、クレジット社会のアメリカで大変重宝します。
まとめ
アメリカで非居住者が銀行口座を開設するのは社会保障番号(SSN)か納税者識別番号(ITIN)を取得しなくてはいけないなど、高いハードルがあります。
それでも根気よく手続きしていけば、口座開設への道は開いていくのですが、すぐにアメリカの銀行口座が欲しいという人は、ハワイで口座開設することを検討してみるのもよいでしょう。
ハワイでの詳しい口座開設については「ハワイで銀行口座を開設するメリット。開設手順やおすすめ銀行も紹介」をご覧ください。
