クウェートと言えば湾岸戦争のイメージが強いだろう。かつては激しい戦いが繰り広げられた。その影響で歴史的建造物が危機遺産にさらされている。治安面から観光化されていないが、実は見どころも多い。人々は普段とても穏やかに暮らしている。ここではクウェートの魅力的なスポットを紹介したいと思う。
グランド・モスク
クウェートと言えばイスラム教徒が多い国家だ。グランド・モスクは世界の中でも7大モスクの1つに数えられている。1986年に開業し、その後多くの人が訪れるスポットとなっている。配色については鮮やかな青とベージュだ。これらの色は目に優しい色が選ばれている。大きさは東京ドームの2倍にあたる。ここはぜひ行ってほしいスポットの1つだ。
ミラー・ハウス
ミラー・ハウスも観光名所の1つだ。ミラー・ハウスは画家の邸宅で、イタリア出身のリディア・アルカッタンの邸宅となっている。ここでは小さな鏡が多数用いられており、平面に並んでいる。とてもユニークな空間だ。家具についてもユニークなものが多数用意されている。部屋にはテーマがあり、海や宇宙、知識などが用意されている。時間があればぜひ立ち寄ってほしいスポットだ。
タレク・ラジャブ・イスラム美術博物館
イスラム教信者が多い場所はいわるイスラム美術が多いのも特徴だ。タレク・ラジャブ・イスラム美術博物館は民族に基づいたコレクションは3千点前後である。これは50年に渡って集められたものだ。1980年に開館した施設で貴重な展示が多数ありガラスや陶器、金属なども見ることができる。
クウェート・タワー
クウェート・タワーはクウェートの経済象徴でもある。ここからは市内を一望できる。高さ187メートルほどの高さで展望台やレストランもある。こちらもおすすめだ。ホライゾンレストランは女性専用の時間帯があるので注意が必要だ。イベントや会議室などのレンタルも実施している。こんなところで会議もいいかもしれない。
アメリカ文化センター
クウェートは色んな意味でアメリカとの関わりも深い。アメリカ文化センターはもともとアメリカ系の病院であった場所だ。ここでなんと30年にもわたって貢献していたのである。現在は文化センターに姿を変え、劇場などが設置されている。音楽などのイベントもあるので興味がある人はぜひ参加してみてはどうだろうか。
クウェートは私たちの想像とちょっと違う街かもしれない。意外に安全なエリアも多く、人々は悠々と暮らしている。情勢が落ち着いたら1度行ってみたかったという人もいるだろう。この機会にどうだろうか?不動産投資も面白い世界かもしれない。
著者:タカピオ