コロナ禍のアメリカ全体における住宅市場は、購入に関心を持つ人々に深刻な制約を与えています。新築住宅の需要は増加していますが、供給数が停滞しているため、競争が激化して価格が急上昇しています。Nerdwalletの調査によると、アメリカの50の大都市圏の中で、2020年の第3四半期に市場に出回っている住宅数は、前年の同時期に比べ38%少なくなっています。
50のうち45の大都市圏では、市場の住宅数は前年比で少なくとも25%減少し、そのうち5つの大都市圏では50%以上の減少となりました。ソルトレイクシティでは、販売用住宅数は2019年第3四半期の3,393件から2020年第3四半期の1,475件まで、57%減少しました。選択肢が減るにつれ、希望する購入者の価格基準を満たす物件は限られています。
参考:https://www.nytimes.com/2020/12/17/realestate/fewer-home-listings-higher-prices.html