世界の名門不動産企業TOPインタビュー Vol. 2
PRG HOLDINGS 代表取締役 Steven Hool Kok Hoe(スティーブン氏)
マレーシア上場企業で海外にもビジネスを展開する「PRG Holdings」のSteven氏に、PRG社の今後の展開、注目プロジェクト「ピカソレジデンス」についてお話をいただきました。
Steven Hool Kok Hoe: 25年以上不動産事業に従事。1998年より6年間Suria Capital Holdings Berhad(スリアキャピタル)の代表取締役を務めた後、2014年からPRG Holdingsの代表取締役として就任。
PRG Holdingsについて教えてください

PRG Holdingsはマレーシア首都クアラルンプールを中心に高級不動産を手がける開発業者(ディベロッパー)でかつ自社で建設も行っている会社です。PRG Holdingsという名前の由来は、Premier Group(プレミアムグループ)からきています。このPremier Groupという名前は「全てのサービスにおいて最高(プレミアム)のものを提供する」というスローガンがもとになって付けられています。そのため、私たちPRG Holdingsの社員たちはお客様に最高のサービスを提供出来る様にと日々教育を行っており、それが現場でも実践されていると思っています。
これまでどんな人生を歩み、現在に至るのでしょうか
私は、幼少期に見た建築物に魅了され、不動産業界に興味を持つようになりました。それがきっかけで、大学時代は不動産開発や建設業界に夢中になって勉強を行いました。また、大学を卒業した後は土木技師の資格をとり、商業施設や道路などの様々な建設に参加させていただきました。その後も不動産建築関連の様々な資格を取った経験は、自分の不動産プロジェクトに非常に役立ったと思っています。
1997年にはエンジニアとしての学位を取得し、さらには不動産開発の知識もつけました。しかし、この競合の多い不動産産業の中でやっていくためには、まだ不十分であるということに気づきました。そこでディベロッパーという市場で、CEOとしてのキャリアを築くためにも、マーケティングやセールスの知識も必要だと考えニュージランドでMBAを取得しました。そして現在にいたるというわけです。
会社全体で大切にしている企業理念やポリシーをお聞かせください
PRGはマレーシアで株式が上場してから13年が経ち、今なお発展し続けています。『我々のスタッフが、今日のPRGを作っている。』つまり当事業においては、スタッフこそが最も大切な財産であると考えております。PRGのスタッフはビジネスにおいて、厳しい状況でも賢明に取り組む人柄、そして信念を持っています。
思い返してみれば、不動産・建設部門での特許を認められなかったつらい時期もありました。しかし、従業員が賢明に事業に取り組んだからこそ、発展してきたのであり、PRGという会社を形作るパートナーとなりえているのだと思います。
さらに言えば、会社として顧客ケアの質と当社の人材によって、相乗効果を生み出しているということも大切であると考えております。私はこれこそが、競合不動産や建設業において「持続可能な利益を生む秘訣」であると思っております。
今後の会社の展開について教えてください
PRGは現在海外展開と他分野事業の展開を積極的に進めていこうとしています。海外展開の話でいくと、現在私たちはマレーシアを中心にプロジェクトを行っていますが、近い将来的には、インドネシアのバリ島やミャンマーのヤンゴンでもプロジェクトを建設する機会を探しています。特にミャンマーにはとても注目をしています。ミャンマーの建設と不動産市場は評価が上がってきていて、不動産や建設部門での多くの機会があるため、現在外資企業が続々と進出し始めているという状況で我々も進出する機会を伺っています。
また他分野事業の展開としては、ベトナムで繊維会社も経営しています。Furniweb fabricという会社名で繊維ビジネスを行っていて、ベトナムとマレーシアにおいていい業績を上げています。この繊維ビジネスは、現在世界30カ国以上に広がっています。このグループ内の主要ビジネスは高い利益を上げ続け、我々の株主に貢献していますし、今後も貢献し続けていくでしょう。
PRG社のプロジェクトについてお聞かせください
PRG社が現在手掛けている「PICASSO RESIDENCE(ピカソレジデンス)」はツインタワーから3km圏内の都心部に近い便利なロケーションかつ、プライベートエレベーター完備で各住民のプライベートが確保されたハイクラスのコンドミニアムとなっています。部屋からみえるクアラルンプールの素晴らしい眺めや、幹線道路やLRT(モノレール)のDato' Keramat(ダト・クラマ)駅からも徒歩圏内であるという点に加え、駅付近にはインターナショナルスクールや病院、ショッピングモールなどがあり、マレーシアのリンギット安を狙ったキャピタルゲインだけでなく、定期的なインカムゲインを狙っている外国人投資家の方にも自信を持ってお勧めする事の出来るプロジェクトです。
PRG社プロジェクトのオリジナルな強みを教えてください
PRG社の強みは、手頃な価格で贅沢なライフスタイルを提供できる事です。この手頃な価格で贅沢なライフデザインが提供できるという理由は、外国人の購入者が多いことから裏付けができます。現在ピカソレジデンスで売れたユニット(部屋数)のうち3分の2は中国人、シンガポール人などを初めとした外国人からの購入になっています。こうした外国の投資家は、ローカルよりもよりよい住環境を求めていることが多いです。
今後のマーレシアの不動産市場についてお聞かせください
私はマレーシアの不動産市場ついては、これから良くなっていく、そして、もっと成長していくという自信があります。そう言い切れるのはマレーシアの不動産は、東南アジア各国の不動産と比べても過小評価されていて、実際の価値よりも低く人々から魅力を認識されていると感じているからです。マレーシアは平和で資源が多いことに加えて、退職後のセカンドホームとして購入する人が多いのが特徴です。そのため近い将来マレーシア不動産は、さらにポジティブなニュースで溢れると私は信じています。
最後に...日本人投資家に向けたメッセージ

日本企業と日本の投資家の方々は、マレーシアの経済の成長を見通し、支持し続けてくれています。新たな日本の投資家の方や、すでにクアラルンプールに滞在し『ピカソレジデンス』へ投資対象として迷っている方々がいましたら、ご連絡ください。マレーシアの物件を購入することが、国の発展にも、マレーシアの不動産業界の発展にも繋がるはずです。今日、1400社もの日系企業がマレーシアへ進出している状況で、マレーシアの日本人コミュニティに、我々の開発プロジェクトが加わる機会が与えられるのであれば幸いです。
<<PRG Holdings社の掲載中のプロジェクト>>
Piccaso Residences(ピカソレジデンス)











