海外不動産投資でおすすめの国を、新興国と先進国に分けてご紹介します。その国で海外不動産投資を行うメリットはもちろん、デメリットも解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

新興国の不動産投資

フィリピン

フィリピンでの海外不動産投資のメリットは、不動産価値が人口増加や高成長を背景にアップすることが期待できる。平均賃貸利回りはアジアトップレベル。コンドミニアムの所有と購入が外国人でもできる。現地銀行の住宅ローンを外国人が利用できる。売買契約書などの書類が英語でできるなどが挙げられます。

デメリットとしては、土地付住宅の所有と購入が外国人の場合はできない。先進国と比較して不動産についての情報量が少ない。流動性が先進国の不動産と比べて低い。不動産価格についてはコロナ以降投機的な値動きが見られる。中古住宅のマーケットが整備されていない。などがありますので、注意が必要です。

マレーシア

マレーシアでの海外不動産投資のメリットは、高いリターンが人口増加や高成長を背景に期待できる。コンドミニアムや土地付住宅共の所有と購入が外国人の場合でもできる。現地銀行の住宅ローンを外国人が利用できる。売買契約書などの書類が英語でできる。などが挙げられます。

デメリットとしては、最低購入価格規制が外国人に対して設定されており、そのため利回りが期待しにくい。先進国と比較して不動産についての情報量が少ない。流動性が先進国不動産と比べて低い。などがありますので、注意が必要です。

カンボジア

カンボジアの不動産投資のメリットは、他の国に比べて割安で物件を購入できるチャンスがあることが挙げられます。首都プノンペンの一等地であっても、諸経費合わせて900万円台で購入できるコンドミニアムもあります。また、カンボジアは通貨が米ドルのため、預金も米ドル建てとなります。そのため、途上国特有の為替による通貨不安定の影響を受けず、安心して預金することができます。

デメリットとしては、現在は日本人が利用できる、カンボジアの金融機関による住宅ローンはありません。日本の金融機関から融資を受ける場合は、日本国内にある抵当権がついていない、もしくはローンの残債が少ない不動産屋や株式などを担保として、融資を受けなければなりません。

先進国の不動産投資

ハワイ

メリットとしては、別荘需要が世界の富裕層から高く、資産の高い保全効果がある。成熟した中古住宅市場があり、価格が築年数によって下がるリスクが低い。取引の公正性・透明性や情報量は世界トップレベルである。減価償却を活かした高い節税メリットがある。バケーションレンタルが普及しており、有効に物件を有効することができる。住宅ローンの組成が現地銀行で外国人の場合でもできる。ことが挙げられます。

デメリットとしては、自己資金がまとまってある程度必要である。新興国と比較して賃貸利回りの高いものは期待しにくい。比較的固定資産税などのランニングコストが高い。ことが挙げられます。

アメリカ

アメリカでの海外不動産投資のメリットとしては、世界トップの経済大国であるため資本が継続的に流入する。成熟した中古住宅市場があり、価格が築年数によって下がるリスクが低い。外国人に対してほとんど不動産規制がない。取引の公正性・透明性や情報量は世界トップレベルである。日本国内の金融機関でも購入対象の不動産を担保にローンを使える。などが挙げられます。
デメリットとしては、自己資金がまとまってある程度必要である。新興国と比較して賃貸利回りの高いものは期待しにくい。比較的固定資産税などのランニングコストが高い。ことが挙げられます。

イギリス

イギリスでの海外不動産投資のメリットは、1980年以降から現在まで不動産価格は平均年率6.4%で推移している。新築物件と中古物件、どちらもほぼ同じように値上がり傾向。コミュニティサイトから日本語で物件が検索可能。といった部分が挙げられます。
デメリットとしては、EU離脱にコロナが重なり、今後の経済見通しが非常に不透明である。ローンについては国内金融機関で国内不動産担保の場合だけ可能。などがありますので、注意が必要です。

まとめ

海外不動産投資でおすすめの国を、新興国と先進国に分けてご紹介しました。どの国でも大きなメリットがある反面、気をつけておくべきデメリットも存在します。海外不動産投資の際は、それぞれを検討しつつ進めていくのがよいでしょう。さらに詳しい情報を知りたい方は、SEKAI PROPERTYにお気軽にご相談ください。

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