不動産投資で活気を帯びている東南アジア。特にマレーシアは「イスカンダル計画」や「フォレストシティ」など、国を挙げてのビッグプロジェクトが進行中。様々な地域で都市開発が行われており、世界中の投資家が注目している国になります。そのため、マレーシア国内には多数の不動産デベロッパーが存在。どの不動産デベロッパーが開発した物件を選ぶべきか、迷っている方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、マレーシアで注目を集める大規模都市開発にも参加する不動産デベロッパー「Eco World Development Group Bhd(エコ ワールド デベロップメント グループ)」をご紹介します。
1 Eco World Development Group Bhdとは
1-1多彩な開発プロジェクトに関わる不動産デベロッパー
Eco World Development Group Bhdは、1974年に設立されたマレーシア政府系の不動産デベロッパーです。クアラルンプールやジョホールを中心に事業を展開。都市や大型商業施設、富裕層向けの高層マンション、ビジネスパーク、物流センターなどの開発プロジェクトを行っています。
1-2 順調に事業を拡大
Eco World International Bhd(エコ ワールド インターナショナル)といったグループ企業と連携しながら、イギリスやオーストラリアにも進出。総開発値(GDV) ※ は、約87.5億RM(マレーシア・ドル)を誇り、これからさらに成長が見込まれている企業になります。※今までの不動産開発プロジェクトが全て完成し、市場に出た際に予想される不動産価値。
1-3 不動産デベロッパートップ10の常連
「ザ エッジ プロパティ エクセレンス」という、マレーシア国内の年間ベストデベロッパーを発表するアワードが毎年開催されています。その中で、ザ エッジ メディア グループ主催の「ザ エッジ プロパティ エクセレンス 」において、Eco World Development Group Bhdは2017年5位、2018年6位、2019年9位と常にトップ10入りを果たしています。
1-4 BBCCプロジェクトに参加
BBCCプロジェクト(ブキッビンタン シティーセンター プロジェクト)は、クアラルンプールにあるブキッビンタンにおいて、商業施設やオフィスビル、住宅、ホテルなどを建設する複合都市開発となります。これはクアラルンプールの中心街にあるKLCC(クアラルンプール シティ センター)に匹敵するような、大規模都市開発になります。そのプロジェクトにEco World Development Group Bhdも参加しています。
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2 主なプロジェクト
2-1 ECO SKY(エコ スカイ)
クアラルンプールのタマンワヒにあるエコ スカイは、緑ゆたかな公園の中に3つのタワーと商業施設、オフィス、住宅があります。タワー内は住宅ブロックと商業ブロックに分かれており、高層住宅(住宅ブロック)にはプールやスポーツジム、多目的ホールなどが完備。最先端セキュリティシステムにより、住む人のプライバシーと安全を守ります。商業ブロックは優れたインフラとデザインで、ビジネスを円滑に進められる空間を提供。他にも施設内には、ショッピングやグルメなどを楽しめる100以上の店舗が並んでいます。
2-2 ECO ARDENCE(エコ アーデンス)
エコ アーデンスは、クアラルンプールから西に30kmほど離れたセティアアラム近くにあります。533エーカーに及ぶ広大な敷地で、芸術や文化、ビジネスが花開く複合都市を目指して作られました。ARDENCE LABS(アーデンス ラボ)では、様々な企業が革新的なビジネスの創造を目指しています。また、CORA、NARA、DREMIEN、AERESの各コンセプトによって建てられた住宅はどれもクオリティが高く、住む人に快適な暮らしを約束します。
2-3 ECO SANCTUARY(エコ サンクチュアリ)
シャーアラムのコタクムニン近くにあるエコ サンクチュアリ。高速道路や幹線道路からのアクセスが良く、クアラルンプールまで車で1時間以内に着くことができます。湖や木々をそのまま活かした美しい景色の中に、モダンな住宅や高層マンションが建ち並んでいます。歩行者・自転車用道路も整備され、安心して散歩やサイクリングを楽しめます。また、施設周辺半径5km以内の設備を幅広く利用できるのも魅力のひとつです。
2-4 ECO BUSINESS PARK Ⅰ(エコ ビジネス パークⅠ)
ジョホールバルのテブラウにあるエコ ビジネス パークⅠは、幅広いソリューションとスマート施設の提供により、ビジネスの効率化を実現する物流ステーションです。国内有数のインフラ企業がインターネット環境を提供し、企業をサポート。また、オフィスとショールーム、倉庫を統合したユニットにより、空間を最大限活用することができます。施設の出入り口や壁がシステムで管理されているため、セキィリティも万全。主要な道路・空港・港に隣接しているため、物流コストも大幅に削減できます。
3 まとめ
不動産投資の際、これから価格が高騰しそうな魅力的な物件を手に入れたいと誰もが思うもの。海外を専門にした不動産投資会社やインターネットの普及により、以前よりもマレーシアをはじめとした東南アジアの不動産情報は手に入れやすい状況にあります。しかし、東南アジアにおける不動産情報は、現地に精通している人でなければ分からないことも多くあります。その物件が本当に建つのか、品質は大丈夫か、空室が目立っていないかなど。それらのリスクを未然に防ぐためにも、実績のある不動産デベロッパーが関わった物件を中心に、投資先を探すのもひとつの方法ではないでしょうか。
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