不動産投資で活気を帯びている東南アジア。特にマレーシアは「イスカンダル計画」や「フォレストシティ」など、国を挙げてのビッグプロジェクトが進行中。様々な地域で都市開発が行われており、世界中の投資家が注目している国になります。そのため、マレーシア国内には多数の不動産デベロッパーが存在。どの不動産デベロッパーが開発した物件を選ぶべきか、迷っている方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、マレーシアで断トツの実績と信頼を誇る不動産デベロッパー「SP Setia Bhd(SPセティア)」をご紹介します。
1 SP Setia Bhdとは
1-1マレーシアでトップクラスの不動産デベロッパー
SP Setia Bhdは不動産業界で有名なLiew Kee Sin氏(リウ キー シン)によって1974年に設立されました。現在はマレーシア証券取引所に上場している、国内トップクラスの不動産デベロッパーです。タウンシップ、経済域、高級・高層住宅、商業分野の開発において、マレーシア有数の不動産デベロッパーとして認知されています。SP Setia Bhdは多角的な事業を手がけており、財務基盤も磐石。投資家からも人気のエリア
1-2 マレーシア国内はもちろん、世界に事業を展開
クアラルンプール首都圏と呼ばれているクランバレー、イスカンダル計画で注目を集めているジョホールバル、世界遺産があり観光地として人々を集めているペナンなどを中心に開発事業を展開しています。マレーシアに留まらず、世界各地でビジネスを展開しているのもSP Setia Bhdの特徴です。中国やベトナム、シンガポールなどのアジア圏から、オーストラリア、イギリスでも事業を行っています。SP Setia Bhdの子会社である、Setia International Japan(セティア・インターナショナル・ジャパン)は、日本で開発事業を行っています。
1-3 多数の受賞歴を誇る
マレーシア国内の年間ベストデベロッパーを発表する「ザ エッジ プロパティ エクセレンス 2019」が2019年10月に発表されました。その中で、ザ エッジ メディア グループ主催の「ザ エッジ プロパティ エクセレンス (TPDA) 」において、SP Setia Bhdは4年連続の1位となりました。さらに、ベストクオリティ賞も受賞。これにより、2003年から開催されている本アワードにおいて、12回目の受賞という素晴らしい実績を残しました。
また、マレーシアの不動産デベロッパーで唯一、世界不動産連盟が選ぶ「FIABCI Prix d'Excellence Awards」を受賞。マレーシア国内だけでなく、世界にも認められている企業です。
2 主なプロジェクト
2-1 Setia Sky Residences(セティア スカイ レジデンシズ)
クアラルンプールのKLCC公園近くの高級地にそびえるタワーマンションです。屋上にはプールが設置されており、クアラルンプールのシンボルであるペトロナスツインタワーを眺めることができます。
2-2 KL Eco City(KL エコシティ)
ミッドバレー地区に隣接しているKL Eco City。日本人交流会も近くにあるため、日本人が住みやすい場所としても注目の場所です。大型ショッピングモールと空中歩道で繋がっているのも、この物件の特徴です。クルマでの移動も円滑で、高速道路や幹線道路へ出やすいつくりになっています。最寄り駅からも近く、徒歩5分程度となっています。
2-3 Setia V Residences(セティア V レジデンス)
Setia V Residencesがあるペナン島のジョージタウンは、マレーシアの観光地としても有名で世界遺産にも登録されています。車を使えばペナン空港まで30分。マレーシア最大級のフードコートや大型ショッピングモールからも近く、必要なものは全て徒歩圏内で手に入れることができます。Setia V Residences内の公共施設には、ジムやオーシャンビューのプールが設置されています。
2-4 Setia Walk (セティア ウォーク)
大型複合施設Setia Walkがあるプチョンは、KL市街やプトラジャヤ・サイバージャヤから近く、それらの地域で働く人々のベッドタウンとしての機能を果たしています。スーパーマーケットやオフィス、サービスアパートメント、娯楽施設などがSetia Walk敷地内にあります。さらに、近隣には大型ショッピングモールやスーパーマーケットがあり、買い物がしやすい立地が魅力となっています。
3 日本にも進出
3-1 りんくう中央公園用地を開発
SP Setia Bhdの子会社であるSetia International Japan(セティア・インターナショナル・ジャパン)が、大阪府泉佐野市が進める「りんくう中央公園用地」※を活用する、MICE施設事業者の公募で最優秀提案者に選定されました。この計画では、サービスアパートメント・ホテル・コンベンションセンター・商業施設などが入居する高層のツインタワーを建設する予定です。
※関西国際空港の対岸にあり対象面積は1万9854.73平方メートル。
3-2 近未来的なツインタワーを建設予定
予定されているツインタワーは、延べ床面積が約82,000㎡。27階建てのサービスアパートメント棟と18階建てのホテル棟を、コンベンション施設や商業施設が入る6階建ての中低層部分で繋ぐ構造を計画※されています。ドバイを思わせる様な、近代的なデザインを目指しています。
※事業スケジュール:2020年の夏に着工、2023年3月に完成予定。
4 まとめ
不動産投資の際、これから価格が高騰しそうな魅力的な物件を手に入れたいと誰もが思うもの。海外を専門にした不動産投資会社やインターネットの普及により、以前よりもマレーシアをはじめとした東南アジアの不動産情報は手に入れやすい状況にあります。しかし、東南アジアにおける不動産情報は、現地に精通している人でなければ分からないことも多くあります。その物件が本当に建つのか、品質は大丈夫か、空室が目立っていないかなど。それらのリスクを未然に防ぐためにも、実績のある不動産デベロッパーが関わった物件を中心に、投資先を探すのもひとつの方法ではないでしょうか。