1 以前のカンボジアのイメージ

カンボジアと聞いて思い浮かぶのはなんだろう。。。

・アンコールワット
・ストリートチルドレン
・メコン川
・まだ整っていない道路
・あまり綺麗ではない街並…

私にとっては、移住しようと思うのには程遠い。
旅行で行ければいいかな、という程度の国だった。

だが実際にプノンペンに行き、人と触れ街を歩くとその考えは180度覆された。

2 実際にカンボジアに行ってみて

私は今、カンボジア(プノンペン)に移住したい。
それほどまでにカンボジアは魅力的だった。

カンボジアは1953年に独立したまだ歴史が浅い国だ。
ポル・ポト政権により行われた大量虐殺などの影響で平均年齢は25歳と若い。また平均年収は24万円だ。

⇒公益財団法人 国際労働財団 ホームページ:カンボジアの基本情報

物価も安く、プノンペンで日本人が安全に住める家の家賃相場は、ワンルームのようなところで1ヶ月100~200ドル、いわゆる2LDKのような家で180~250ドル。

ただ、物価が安いだけではない。
移住したいと思わされたのにはいくつかの理由がある。

2-1 カンボジアの街並

例えばカンボジアの交通手段はバイクやトゥクトゥクもあるがそれと同じくらいのトヨタが走っている。

日本と同じように出勤の渋滞が起こり、信号待ちもこの通り。

また、建物は中心地に行けばまるで東京駅のように高層ビルが立ち並ぶ。

2-2 カンボジアの生活環境

ここで突然ではあるが生活するのには欠かせないトイレの話をさせていただきたい。
マレーシアなどのようにシャワーで流すのを想像していたが、トイレットペーパーは流せるし、むしろ驚くほど綺麗だ。

街中のビルのトイレはほとんどが清潔であったし、カジノのトイレはもちろん綺麗でなおかつゴージャス。一泊2千円ほどのホテルに滞在したが、そのホテルのトイレは思いのほか綺麗であった!私は東南アジアが好きで、多くの東南アジアの国を周っているが、カンボジアは一番トイレが綺麗な国なのではないだろうか。

今回私が見学した、立地の優れたペントハウス、日本資本のラ・アトレ、カジノが入っているナガワールドから程近いTHEPEAK、これらのトイレはどれも綺麗だ。

日本資本の物件、ラ・アトレのショールーム内のバスルーム

移住するときに気にしなくても良いので気軽に物件選びが可能。

2-3 カンボジアでの食事

移住するとしたら私がトイレの次に気にするのが食事だ。食事が合わないと生きているのがつらくなってくる。だが心配することは全くない。なぜなら、ローカル屋台から和食やイタリアンのおしゃれなレストランまで、なんでもあるからだ。日本食もリンガーハットやペッパーランチ、ビアードパパまである。ローカルなレストランで食事をしてても全てが美味しかった。(ただし食事に関しては好みがわかれるものなので移住する前に必ず味わってから決めるべき。)


屋台ではこのように販売されているので、「モイ(クメール語で1つという意味)」と言い、値段がわからなければ取りあえず1ドル(もしくは4000リエル)渡せば購入することが可能だ。驚くべきはほとんどの屋台で1ドル払えばおつりがくるという衝撃の安さである。

毎日外食するわけにもいかないということで食材を購入する際、なんと日本でお馴染みのAEONがあるのだ。現地の人からも人気でAEON渋滞が起こるほど。
AEON内にはスーパーや洋服屋、家電量販店のノジマがあり、更にフードコート内には長崎ちゃんぽんのリンガーハットなどの日本レストランがある。
どれくらい現地の人に馴染みがあるかというと物件を探す際にはAEONから何分と書かれるほど。

2014年6月に1号店がオープン、2018年5月には2号店がオープンした。
更に2018年10月には、2023年に3号店のオープンを計画していることが発表された。

私はAEONに入った際、これならカンボジアで生きていけると確信した。

このようにカンボジアはとてつもない速さで発展を遂げている。

2-4 カンボジアの魅力

確かにプノンペンの中心地を少し離れるとメコン川が優雅に流れており、食事をするのが水上コテージのような場所であったり、何もない拓けた場所があったりする。

しかし、その完璧ではない部分もまた、魅力的なのだ。

トゥクトゥクに揺られ、立ち並ぶ屋台で現地の人が談笑しているかと思うと、突然高層ビルが現れる。独立記念塔を横目に眺めながら揺られていると、これまた突然カジノが入った金色のナガワールドが現れる。
いま自分が何時代にいるのかわからなくなる。そこがたまらなく楽しい。

3 カンボジアに移住するにあたって

3-1 言語について

言語に関して少し書いておくと、カンボジアはクメール語が公用語である。
観光客慣れしているお店やレストランなどでは、英語を話せるスタッフが多く、トゥクトゥクの運転手さんも英語で簡単なコミュニケーションを取ることができた。
だが、やはりローマ字を読めない現地の人は多く、ここに行きたいとGoogle Mapを見せても分からないことが多々あった。

現地を味わいたいと屋台などに行くと、いくら?“How much?”という英語も通じないことがあるのでよく使うであろうクメール語は調べておくと便利だと思う。

3-2 銀行口座について

最後に、移住となると銀行口座を作ることも多いのではないだろうか。
カンボジアにはカナディアンバンクやPPCB(Phnom Penh Commercial Bank)などがあり金利はなんと5%!100万円入れたら5万円も金利がついてくるのだ。

作るためには3ヵ月以上のVISAを申請し、銀行のジャパンデスクに行く。そして口座を開設する手続きを始めていくだけ。

過去のコラムに詳しく書いてあるので口座開設したい方はぜひ読んでほしい。

カンボジアの銀行口座開設ガイド。ドル建てで最大7%の金利

SEKAI PROPERTYではカンボジア銀行口座開設の相談を受け付けておりますので、ご気軽にご相談ください。

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4 まとめ

さて、ここまで自分がカンボジアに行って感じたことを書いてきたが、人によって感じ方は違う。でも違うということも行ってみないとわからないことでもあるし、もしどこか海外に移住したいと考えているのであれば是非カンボジアに行ってみてほしい。プノンペンは私たちが思っているよりもはるかに発展している。

5年後、10年後にはもう東京の街並みと変わらなくなってきてしまうかもしれない。それこそ私が一番最初にカンボジアに行った時と今回のカンボジア、3年ほどしか経っていないのに全く違った。移住するのにも住みやすい街にどんどんなっていくのだろう。
なぜだか変わらないでほしいと思うさみしい気持ちと、変わりゆく姿を見ていきたいワクワクした気持ちの両方がありなんとも表せない気持ちであるのは、とにかくカンボジアが好きだということ。

是非旅行として一度訪れてほしい。何か感じるものがあるはずだ。
カンボジア募金などを見かけることがある。そういう募金もいいと思う。だが私は募金よりも現地に行って楽しみながらカンボジアにお金を落とす、そんな私流のボランティアをしていきたいと思っている。

カンボジアの人はあり得ない値段を吹っ掛けてくることはほとんどない。どんなものでも日本で買うよりも格安のはずだ。旅の思い出にカンボジアにいる間だけはぼったくられてみてはどうだろうか?

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