青い空と青い海、人懐こく底抜けに明るい人々と対照的なノスタルジー溢れる街並み。2015年アメリカとの国交を回復したキューバは、魅力的な旅行先として日本からも多くの人が訪れるようになってきました。

そんなキューバに不動産を持ってみたい、という人のために現在のキューバの不動産事情について調べてみました。

外国人はキューバで不動産を買える?


これは、できないことはないが難しいです。共和制の社会主義国キューバは、外国人の土地の所有を基本的には認めていません。しかし、以下の条件で不動産をこうにゅうすることはできます。

1.キューバに住むキューバ人と結婚してキューバの永住権を得る

外国人でもキューバの人と結婚すれば、キューバに永住権を得ることができ、不動産を購入することはできます。しかし、離婚した場合、その物件は相手側に渡ってしまいます。

2.キューバに住む親せきや知人に名義を貸してもらう


ようするにキューバ国民から名義を借り、代わりに不動産を買ってもらうとぃう方法です。現地のキューバ法人の会社と合弁会社を作るという方法もあります。しかし、これは法律上自分の名義の不動産と主張できませんから、かなりのリスクを伴います。

3.キューバの不動産を所有している外国人から購入する

現段階ではこの方法が一番安全な方法です。キューバでは1990年代、一時的に一部の地域に外国人対象にコンドミニアムが建設され、販売されたことがあります。その時に外国人によって購入された物件であれば、外国人による売買が認められています。

しかし、これらの物件は、メンテナンスなどがあまりされておらず、お世辞にも状態がいいとはいえないものが多いようです。数は少ないですが人気エリアの物件なら、リフォームされたりして比較的きれいなものもあるようですので、そういう出物を待つという選択肢もあります。

まとめ


現在のところキューバで外国人が不動産を購入することは色々と壁があるようです。しかし、キューバの市場経済はゆっくり解放されてきているところで、外国人に対する不動産規制もかなり変わってくることが予想されます。SEKAI PROPERTYでも、キューバ不動産の最新事情については随時追ってお伝えしていきます。