マレーシアの不動産検索サイト「プロパティグル」によると、2021年の第4四半期(2021年10月〜12月)におけるマレーシアの賃貸需要は、同年第3四半期(2021年7月〜9月)と比較して30.53%増加、また2020年の第4四半期(2020年10月〜12月)と比較して57.91%増加していたことがわかりました。
新型コロナウイルス感染症の蔓延により経済的な打撃を受け、ローンを取得できずに家の購入を諦める人、またはより経済が安定するのを待って買い控えをする人が多いことが、賃貸需要増加の背景として考えられています。
一方で売買も含めた不動産市場全体も、ゆっくりではありますが徐々に活発化の傾向が見られており、長期的で安定した回復が見られるのではと期待されています。