2020年、ベトナムの不動産市場は、住宅価格の上昇と国の経済成長という二つの要因から、明るい見通しが立っています。
2019年第3四半期までのホーチミンの名目住宅価格は23.8%、ハノイでは6.5%上昇
ホーチミン市では、ジョーンズラングラサールベトナムによると、2019年第3四半期のアパート価格は前年比で23.8%上昇し、1平方メートルあたり平均2,067ドル(約22万7,000円)になりました。同様に、首都ハノイでは、アパートの平均価格が1平方メートルあたり1,473ドル(約16万2,000円)と前年比6.5%上昇しました。
ベトナム経済の見通しは引き続き良好
最近ではベトナム経済は、一般統計局(GSO)によると、2019年第2四半期に6.73%、2019年第1四半期に6.79%、2018年第4四半期に7.31%の伸びを示し、2019年第3四半期に前年比7.31%成長しました。IMFによると、ベトナムは今後数年間で恒常的な成長を続け、今年と2020年の両方で年間GDP成長率が6.5%になると予測されています。
賃貸料、賃貸利回り:利回りは5%とやや良い
ホーチミンの典型的な市内中心部マンションの月額家賃、は1,214ドル(約13万3,000円)、ハノイで、は1,315ドル(約14万4,236円)となっています。また、利回りはホーチミンでは4.45%、ハノイでは5.50%となっています。
※2月18日の為替レートを使用
【参照】Positive outlook for Vietnam's property market
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