【参照】https://www.sunway.com.my/

不動産投資で活気を帯びている東南アジア。特にマレーシアは「イスカンダル計画」や「フォレストシティ」など、国を挙げてのビッグプロジェクトが進行中。様々な地域で都市開発が行われており、世界中の投資家が注目している国になります。そのため、マレーシア国内には多数の不動産デベロッパーが存在。どの不動産デベロッパーが開発した物件を選ぶべきか、迷っている方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、マレーシア有数の大企業である「Sunway Group(サンウェイグループ)」の不動産部門として安定した成長を続ける、不動産デベロッパー「Sunway Bhd(サンウェイ)」をご紹介します。

1 Sunway Bhd(サンウェイ)とは

1-1規模も実績も文句無しの不動産デベロッパー

Sunway Bhdはマレーシアの大企業である、Sunway Groupの不動産事業部門に属しています。国内トップクラスの不動産デベロッパーであり、マレーシア証券取引所に上場している企業です。住宅や商業・レジャー施設、ホスピタル、教育、ヘルスケアなど様々な物件を手がけているのが特徴です。さらに、マレーシア国内だけでなく、シンガポールや中国、インド、オーストラリアでも事業を展開。不動産デベロッパーを評価する際に有用な指標である総開発値(GDV)は、25.0億RM(マレーシア・ドル)以上を誇っています。
※今までの不動産開発プロジェクトが全て完成し、市場に出た際に予想される不動産価値。

1-2 マレーシアを代表する企業Sunway Group

Sunway Bhd を統轄しているSunway Groupは、1974年に創業されたマレーシアを代表する大企業です。“持続可能な発展によるアジアのモデル企業を目指し、より良い明日のために生活を豊かにするための革新”をミッションに掲げ、人々が健康で安全な環境でつながれるコミュニティを構築しています。不動産事業以外にも建設事業、教育事業、ホスピタル事業、ヘルスケア事業など、12の事業を展開。世界約50カ所でビジネスを行っています。

1-3 Sunway Groupの主な事業

<建設事業>
ビルや橋梁、工場、土木など、様々な建設・工事を設計から施工まで、ワンストップで行っています。マレーシア国内だけでなく、シンガポールや中東、インド、トリニダード・トバゴといった海外にも進出している事業になります。

<教育事業>Sunway Groupでは、サンウェイ大学とモナッシュ大学の2つの高等教育機関を有しています。さらに、マレーシアで唯一カナダオンタリオカリキュラムが学べるインターナショナルスクールを運営しています。

<ホスピタル事業>サンウェイ メディカルセンターは、オーストラリア医療評議会(ACHS)認定の民間病院です。ベッド数は535あり、その他にも180の診察室、12の手術室を備えた、地域の主要な民間医療センターとして活動しています。

1-4 常にトップクラスの評価を獲得

マレーシア国内の年間ベストデベロッパーを発表する「ザ エッジ プロパティ エクセレンス 2019」が2019年10月に発表されました。その中で、ザ エッジ メディア グループ主催の「ザ エッジ プロパティ エクセレンス 」において、Sunway Bhdは2位を獲得しています。

2 主なプロジェクト

2-1 Sunway Lagoon(サンウェイ ラグーン)

1993年に開業したセランゴール州スバン・ジャヤにある、マレーシアで大人気のテーマパークです。35万平米以上ある敷地には、遊園地やプール、ミニ動物園があり、約90ものアトラクションを楽しむことができます。園内は6つのゾーンに分かれており、ウォーターパーク、ワイルドライフパーク、アミューズメントパーク、エクストリームパーク、スクリームパーク、ニコロデオン・ロスト・ラグーンがあります。それぞれのゾーンでは、ウォータースライダーやジェットコースター、バンジージャンプ、ゴーカート、お化け屋敷などのアトラクションで遊ぶことができます。また、大型ショッピングモールが隣接しており、ショッピングや食事もすることができます。クアラルンプールから車で15分ほどの距離にあり、現地の人だけでなく多くの外国人観光客もサンウェイ ラグーンを訪れています。
【公式HP】https://sunwaylagoon.com/

2-2 Sunway City(サンウェイ シティ)

セランゴール州スバン・ジャヤにあるサンウェイ シティは、マンションやオフィスタワー、ホテル、商業施設、さらには教育施設(サンウェイ大学、モナッシュ大学、サンウェイ キャンパス、サンウェイ インターナショナルスクール)や医療施設(サンウェイ メディカルセンター)が建ち並んでいます。マレーシア有数の都市開発プロジェクトとしてその存在感を発揮しており、サンウェイ ラグーンもこの都市の中にあります。ピラミッドと巨大なライオンの建造物があるサンウェイ ピラミッドショッピングモールが、この都市のランドマーク的な存在となっています。
【公式HP】https://www.sunway.city/

2-3 Sunway Lenang Heights(サンウェイ レナン ハイツ)

サンウェイ レナン ハイツは、敷地の約60%が緑豊かな自然と公園、2.6 kmのサイクリングトラックという、ゆとりある住環境が広がっています。また、高度なセキュリティシステムはもちろん、24時間体制のセキュリティパトロールにより、安心して生活することができます。さらに、住宅地周辺には教育施設や病院、商業施設があり、ジョホールバルの中心地まで車で15分、マレーシアとシンガポールを繋ぐコーズウェイ橋まで車で20分という好立地もこの街の魅力です。
【公式HP】https://www.sunwayproperty.com/malaysia-properties/malaysia-property-detail/sunway-lenang-heights

3 まとめ

不動産投資の際、これから価格が高騰しそうな魅力的な物件を手に入れたいと誰もが思うもの。海外を専門にした不動産投資会社やインターネットの普及により、以前よりもマレーシアをはじめとした東南アジアの不動産情報は手に入れやすい状況にあります。しかし、東南アジアにおける不動産情報は、現地に精通している人でなければ分からないことも多くあります。その物件が本当に建つのか、品質は大丈夫か、空室が目立っていないかなど。それらのリスクを未然に防ぐためにも、実績のある不動産デベロッパーが関わった物件を中心に、投資先を探すのもひとつの方法ではないでしょうか。