1 爆発的経済成長率を誇るカンボジア

カンボジアは東南アジアに位置し、ベトナム・タイ・ラオスに囲まれた国。上記写真は首都プノンペン。

1-1 首都人口は約180万人、クアラルンプールの人口と同じ!

人口は東南アジアの他の国と比べると(例えば、マレーシアは人口約3,200万人)国全体の人口(約1,600万人)はまだまだ少ない方だが、首都プノンペンの人口に限っては他国と比較しても遜色ないのはご存知だろうか?

首都 プノンペン
人口 約180万人(登録者数)※非登録者数も含めると約200万人以上はいると言われている
この約180万人。イメージが湧きづらいかもしれないが東京で例えると、下記になる。

都心5区(中央区・千代田区・港区・渋谷区・新宿区)+ 品川区と目黒区の人口の合計

1-2 人口ボーナス期が訪れている国

平均年齢は約25歳と若い。さらにJETRO(日本貿易振興機構)によると、ASEAN全体の人口ボーナス期(労働人口が増える期間)は中国よりも長い2041年までボーナス期は続くであろうと言われている。中長期的な視点で考えると、労働人口が増える期間が長ければその国の経済発展の可能性は極めて高い。

1-3 GDP成長率はASEAN NO.1の「7%前後」

GDP成長率は、2011年から7%前後を推移している国であり、この7%という数字は日本でいう1988年(バブル初期)の成長率とほぼ同レベルの数字だ。ちなみに日本のGDP成長率は1.4%前後。日本と比較すると数倍の成長率を誇る。

1-4 親日の国 カンボジア

プノンペンを南北に流れる大河メコン川に日本のODA(政府開発援助)による無償協力によって「日本カンボジア友好橋」と呼ばれる橋がある。日本は今までに約28億ドル(約3100億円)の資金援助(ODA)を行っており、経済的支援を積極的に行っている国だ。

面白いことに、カンボジア通貨の「リエル」の裏には「日本カンボジア友好橋」が描かれており、さらに「日本国旗」が入っている。それだけカンボジアの人々の日本への思いが込められているということだろう。

未だかつて自国通貨に他国の国旗を入れている国は見たことがない。調べてみたが他に見当たらない。凄まじい親日国と言えるだろう。

日系企業も約184社(2018年6月時点 JETRO引用)進出しており、カンボジア国内には日本を受け入れる体制が整っているということが見てわかる。

ここまでの話をみているだけでも、ワクワクしてくる。

2 街並み・食事

2-1 プノンペン市内の街並み

     プノンペン市内

     プノンペン駅

カンボジアはまだ低層住宅(戸建)が多く見られるが、一部では数十階という高層ビルが立ち並んでいるエリアもある。そして今、まさに建設中というビルがたくさんあった。

「ヴァタナックキャピタルオフィスタワー」通称「ペンギンタワー」カンボジア財閥の1つ

ヴァタナック家がオーナーのカンボジア3大タワーの1つだ。ちなみに1Fには世界的有名ブランドの《ジミーチュー》や《フェラガモ》が入っており、オフィスエリアには《三菱商事》、《第一生命》や《ANA》が入っている。


2-2 主な移動手段は、タクシーとトゥクトゥク

プノンペン国際空港からプノンペン市内まではタクシーで約30分かかり10ドルぐらい。
早朝や夕方等通勤時は1時間半かかる場合もある。それくらい交通量は多いということだ。

タクシーより安価な価格で利用できるのが、「トゥクトゥク」

     トゥクトゥク(豪華バージョン)》※乗車しているのは当社代表の遠藤

2-3 移動時に欠かせないアプリ 「Grab」

カンボジア内でタクシーやトゥクトゥクを利用する際に便利なのが、「Grab」というアプリ

道端に止まっているタクシー等を停めて乗車しても良いが、海外旅行時につきまとう「料金をふっかけて請求されたらどうしよう。」という不安を払拭するアプリだ。
どういうことかというと、配車アプリ「Uber」と同じで、近くにいる車(もしくは トゥクトゥク)を呼ぶことができ、かつ料金があらかじめ判明しているので安心して利用できるというシステムだ。しかもUberより価格は低設定というのも魅力の一つだ。クレジットカードを登録すれば面倒な支払いも不要になる。
ぜひ渡航前にダウンロードしておきたい便利なアプリ。

2-4 カンボジアの市場「セントラルマーケット」

     セントラルマーケット風景 1

     セントラルマーケット風景 2

上記はプノンペン市内にある「セントラルマーケット」。いわゆる市場の様な場所だ。


衣類やフルーツ、魚、肉、野菜等いろいろなお店がぎゅっと詰まった場所。
行った日は月曜日であったが人も多くマーケットは活気があった。

2-5 年間来場者数1500万人!? イオンモール

カンボジアには日本人に馴染みのあるイオンモールが進出している。上記写真はプノンペン市内にある「イオンモール1号店」。現在3店舗目を建設中で、年間来場者数はなんと、
約1500万人!!

カンボジア国内の人口が約1600万人なので、1年に一回はほぼほぼ現地の方が利用している施設である。
日本だと、大阪にある「ユニバーサル スタジオ ジャパン(USJ)」の年間来場者数と同等の集客数を誇る。

AEONの中には、「吉野家」、「ビアードパパのシュークリーム」、「ダイソー」など日系のお店が入っている。
さらに1号店には、スケートリンク場もあり、お買い物や食事だけでなく、エンターテインメント性も兼ね備えた施設となっている。

筆者はちょうど日曜日に目の前を通り過ぎたが、AEONに面した道路は渋滞ができていた

日本人の口に合う美味しい食事がたくさん

そして、やはり観光でもビジネスでも気になるのが、食事だ。
日本人に合う食事があるかどうかというのは、その国を好きになれるかどうかを左右する重要なファクターということは言うまでもないだろう。

結論から言うと、めちゃくちゃ美味い!!!
味付けも日本と似ておりしっかり味がついており、ご飯も他の東南アジアの国と違ってもっちり感があった。



セントラルマーケットで強気でココナッツドリンクを勧めてくる定員さん。あまりにも勧めてくるので、購入してみた。なんと1つ約1㌦(安い!)味は・・・。想像にお任せしたい。

最後に、
経済状況、街並み、食事と話をしてきたが、この記事を読んで、カンボジアの国を少しは理解していただけたら嬉しい限りである。いろいろご紹介したが、カンボジアはまだまだ語り足りない。シュムリアップのアンコールワット等観光地もあるのでそれについてはまた次回以降お話をしたいと思う。

人口が増加し、高い経済成長率を誇るカンボジア。
発展途上国の顔を持ちながらも近代化の顔も持ち合わせたなんともおもしろい国である。
日系企業も続々と進出しているこの国のポテンシャルは計り知れないだろう。

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