2018-07-23

カタール不動産ガイド。購入規制や価格動向まで徹底調査

  • 海外不動産コラム


カタールは西アジアに位置する国で首都はドーハです。

ドーハといえばドーハ海峡やドーハの悲劇などでもおなじみの地です。

石油マネーで潤っており、で外国人投資からも注目されています。外国人の不動産投資についても気になるところです。今回はカタールの不動産事情にスポットをあてて紹介したいと思います。

カタールはどんな国?


カタールの気候など


カタールは夏は暑く冬は冷たく温暖の差が激しい国でもあります。夏場は42度前後まで気温が上がり、冬場は14度まで気温が落ち込む典型的な砂漠気候です。

雨量はそんなに多くありません。人口は130万人前後なので日本の地方都市とさほど変わらず、そのうちの60%の人がドーハに住んでいます。

2022年はカタールでWカップ開催?

カタールは2022年のワールドカップ開催地に名乗りを上げています。ワールドカップ開催となれば当然ながら不動産価値も上昇します。

カタールの治安


カタールの治安ですが富裕層が多い影響もあり周辺国と比べても悪くありません。物乞いなどもいないですし、安心して滞在できます。カタールは95%がイスラム教徒です。

服装などは気を付けて特に女性はラフな恰好を避けるのが無難です。

カタールの不動産は外国人でも購入できる?


カタールの不動産は基本的にカタール人のみの購入が原則となっており外国人の場合、指定地区で購入が可能となっています。指定地区は下記です。

  • Pearl–Qatar
  • West Bay Lagoon
  • Al Khor Resort Project

その他湾岸協力会議(GCC)に該当する国籍保持者は投資地区であれば自由に保有が認められています。投資地区はLusail、Al Khuraj、Thaayleb Mountainです。

カタールの不動産事情


カタールは液化天然ガス(LNG)の輸出が世界NO1となっており、非常に潤っている国です。引き続き経済成長が期待できます。

不動産についても上昇の兆しとなっており当面こうした状況は続く見込みです。

外国人の不動産登記について

外国人が不動産を所有する場合、まずは指定地区内で不動産購入をする必要があります。購入した不動産は土地の登記申請が必要です。

土地の登記申請ですが購入したエリアの担当行政官庁の承認をうけなければならない仕組みとなっています。

カタール不動産の鑑定評価


カタールでは不動産の評価を鑑定を実施しています。

この規制は不動産の売買で買主や売主が支払わなければならない登記料を安くするために、市場価格よりも著しく低く申告するなどといった行為を禁止するためのものです。

不動産評価は改正されていくのでそちらの確認が必要です。

カタールで不動産を購入するステップ

カタールで不動産を購入する場合、指定地区からの購入に限定されています。このエリアで不動産を探すわけですが富裕層の購入が多く価格帯も安くはありません。

ドバイなどもリゾート開発が進められていますが、カタールもリゾート開発に力を入れており豪華絢爛なリゾート開発が続々となされています。

日本人がカタールで不動産を購入したい場合、言葉の問題や商習慣の違いなどが壁になっていくでしょう。

カタールの不動産に興味がある人はカタール不動産の取り扱いをしている日本の不動産会社に依頼するほうが安心でしょう。

カタールの不動産を購入するのにおすすめのエリア


Pearl–Qatar

Pearl–Qatarは首都ドーハに位置し約400万平方メートルほどの人口島です。

この島は外国人が不動産売買可能なフリーホールド地区となっており人気の高いエリアです。2015年現在の情報だと約12000万人が居住しているといわれています。

ザ・パールの名前で親しまれておりまるでユニバーサルスタジオジャパンのような外観です。

超高級リゾート地としても注目されており旅行者も多い地区です。イメージでいうとドバイのパーム・ジュメイラに近い形です。

West Bay Lagoon


シティセンターモールなどもあり日常的にも住みやすいエリアです。ここもフリーホールド地区となっています。The Grand Cinecentreは夜ライトアップされその姿もまた見どころです。

街はとてもきれいでリゾート地の一角に住んでいる気分になることでしょう。

砂漠のツアーFalcon Toursなども開催されています。ゲストとのひと時も楽しく滞在できる場所です。

Al Khor Resort Project

Al Khor Resort Projectは名前の通りリゾートプロジェクトで作られた場所です。

このプロジェクトではホテルやマリーナに住宅用アパート、レジャーや住宅用のブティックホテル、ビーチシャレー、スポーツ施設、バンガローが建設予定で不動産価格も上昇が見込まれています。

野生生物保護区域も近いエリアです。自分も楽しみつつ、将来的には売買したい人向けの場所です。

まとめ


カタールはリゾート開発が急ピッチで進められておりドバイに並んで今後は中東でも旅行地として注目を集める可能性が高い国の1つです。

2022年のワールドカップが本決まりになれば地価の高騰も期待できます。経済成長が著しくこの傾向は当面続くことが予想されるので不動産投資についても面白いエリアといえるでしょう。

先行投資としても注目したい国の1つです。

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