2019.12.03
アラブ首長国連邦、2,500人の外国人に永住権を付与
外国籍の住民が全体の8割以上を占めるアラブ首長国連邦(UAE)だが、長期滞在者でも国籍取得は難しく、失業者は強制送還させるなど、非常に厳しい外国人管理体制がとられている。UAEにおいて初めて外国人に永住権が認められたのは今年6月のことである。(初めて外国人として永住権を獲得したのは、湾岸諸国を中心にスーパーマーケットチェーン「LuLu」を経営するインド人実業家である。)それ以降、UAEで永住権が認められた外国人は2,500人に上り、彼らの職業は医者や研究者、科学者だという。2018年11月に議会で承認された「投資家永住権システム」によるもので、今年5月に...