マレーシア財務省傘下の交通インフラ事業会社「プラサラナ・マレーシア(Prasarana Malaysia Berhad)」は、2023年開通予定のMRT「プトラジャヤ線(全長57.7km、36駅)」の全線開通に伴い、鉄道およびバスサービス全体の1日平均利用者数が昨年の約72万人から2023年には120万人に増加すると予測しています。また、同社CEOのMohd Azharuddin Mat Sah氏は、「開業初年度は10万人もの市民が恩恵を受ける」と話しました。
MRTプトラジャヤ線は、2022年6月に第1フェーズの全17.5kmで先行開通しました。第2フェーズが完了すると、ペルシャランKLCCやジャラン・トゥン・ラザクといったクアラルンプール市内中心部をカバーします。