マレーシアとタイ両国の中央銀行はアセアン・バンキング・インテグレーション・フレームワーク(ABIF)の下、一方の国に基盤のある銀行がもう一方の国に進出し市場を拡大することを許可すると発表しました。
現時点では当政策が市場に与える影響は少ないと考えられていますが、両国の銀行からアセアン地域における業務の自由化を求める声が上がっていることから、今後も銀行の運営に関する規制緩和が相次ぐとみられています。
今後インドネシアやミャンマーなど、市場が安定していないが長期的な成長が予想される国々への進出も許可されることが期待されています。