ベトナムの保健省は9月5日、ホーチミン市やハノイ市、その他南部の大規模商業都市の全ての成人が新型コロナウイルスワクチンを最低一回接種する期限を、9月15日に設定すると発表しました。
ベトナムの国全体のワクチン接種率は、1回目のみ接種した人が15.4%、2回目も完了している人がわずか3.3%と、近隣国の中で最も低くなっています。一方で感染拡大は続き、特にホーチミン市での死亡者が増えているのが現状です。
現在のホーチミン市のワクチン1回目摂取率(成人)は88%、ハノイ市は53%とも発表されており、発表から約10日の間で接種を加速化し残りの人口に接種を完了する計画です。