この12年間で住宅用不動産価格が62%上昇した香港ですが、米中貿易戦争、民主化デモ、新型コロナウイルスの感染拡大などの影響で上昇幅が鈍化しています。香港の住宅価格は、2018年に0.64%の下落、19年は2.57%上昇、20年は0.66%の上昇にとどまっており、不動産販売の総取引額も2020年は32.2%減となりました。

一方、不動産流通市場における取引額や建設着工数は増加傾向にあり、国際通貨基金(IMF)の予測では、2021年が3.7%、22年が3.4%の経済成長を見込んでいます。

参照:Hong Kong's housing market calms

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セカイプロパティ編集部
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