この眺め。溜め息が出てしまう。


家具付き住戸が中心であとは住むだけ。貸すだけ。
【前編】文句無しでお風呂からの眺め『アジアNo.1』 ~ザ・リッツカールトン・レジデンス・クアラルンプール
では外観やファシリティ、設備関連のことにフォーカスをして書いてきたが【後編】ではザ・リッツ・カールトン・レジデンスクアラルンプールの室内・内装などについて書きたいと思う。

今回不動産視察をした際に見せていただいた部屋は2ベッドのタイプとペントハウスタイプだった。ペントハウス住戸は超高級な海外不動産には比較的多いタイプで家具などは付いていない。これはペントハウス住戸に住むような人は自身で好みの家具を入れ、自分色の部屋にしたいからだろう。富裕層になればなるほど好みもこだわりも強く、私の医師の友人なんかは既に家具付きの物件を購入して、全て家具を入れ替えたとか。彼は東南アジアで複数の不動産を購入しているわかりやすい超富裕層の医者なわけだが、全ての家具や建具にこだわっている。お抱えのインテリアコーディネーターがいて、日本でも海外でも物件を購入するとわざわざシンガポールからそのコーディネーターを呼んでインテリアをデザインさせるわけである。そういう人向けの部屋には最初から家具は必要なく、自分が最もしっくりくる内装にするのであろう。


そんな彼と違って至って普通の不動産投資家(笑)の私はというと、もちろん誰かに貸してしまうわけだから、家具付きのほうがありがたい。ザ・リッツ・カールトン・レジデンスの多くの部屋では家具付きで住戸販売をしており、しかもセンスもとても良い。センスの悪い家具が入ると賃貸付けも難しい。特に東南アジアの高級レジデンスとなると、現地の金持ちや日本人駐在員が借りるわけだ。とりわけ今回のようなブランド力のある不動産になると、現地でもManaging Directorと言われる社長クラスが高額な家賃で借りてくれる。そんな物件を賃貸で出したり売却したりする際に、安っぽい家具では貸す・売るのが難しくなってしまうだろう。

もし私がセカンドハウス目的や移住目的で不動産を買う場合でも、竣工後に面倒なので家具付きが良い。私自身センスも無いし、ザ・リッツ・カールトン側が家具や配置を選んでくれるとは、なんて幸せなことであろう。買ったら後は住むだけ。貸すだけなのである。

世界的ホテルブランドが選んだ家具は全くいやらしくない

富裕層向け商品のパッケージデザインのビジネスをしている友人が言っていたのだが「本当の富裕層はケバケバしい豪華絢爛なものはいやらしいと感じでしまう。素材は良いものを使うがデザインは極限までシンプルにすることが重要」とのこと。本当にその通りだ。ここザ・リッツ・カールトンでも上質な素材でシンプルにまとめ上げている。




必要最低限の家具と、友人を呼んでパーティーができるような空間の使い方。キッチンもリビングもとても爽やか。

マレーシア発展の象徴でマハティール首相のオフィスも入っていたペトロナスツインタワー側の敷地は2階建ての観光センターになっているため、低層階でも眺めが良い。下を見下ろすと歴史的なマレーシア独特のVillaと大きい木が生い茂っていて緑が美しい。



今まで見た海外不動産で一番美しいお風呂からの眺め

東南アジア、特にマレーシアの物件に多いのはバスタブが付いていない物件。当然1年中暑いわけだから、シャワーをパッと浴びるような仕様になっているものが多い。しかし、その点さすがザ・リッツ・カールトン・レジデンス。私が見た全ての部屋でバスタブが付いていた。しかも足が伸ばせる程大きめな浴槽でかなりゆったりしている。

私は根っからの風呂好き。自分が将来移住を考えてもいい国であれば、自分が住む観点で海外不動産を見てしまう。視察時もいくつかの部屋のタイプを見たが風呂場に関しては全て細かく見せてもらった。今回のザ・リッツ・カールトン・レジデンス・クアラルンプールで特に気に入ったのは、バスルームに洗面台が2つある住戸があったり、シャワールームに腰掛けがあったり、家族連れや高齢者に優しい造りになっていたところである。やはりホスピタリティ精神がコンドミニアムの設計面でも出ている。




そして今回、本物件で唸ってしまうほど感動したのが風呂からの眺めだ。南西角部屋部分にちょうどバスルームを配置しているタイプの部屋なのだが、バスタブが全面ガラス貼りになっていて、空中に浮いているかのような感覚に陥る。全面ガラス貼りだが周りに同じ高さの建物が無いため外から覗かれることもない。なんという贅沢な空間だろう。

そしてディベロッパーであるベルジャヤグループ担当者と当日通訳兼同行をしてくれたビヨンドボーダーズの玉邑氏から許可をもらい、バスタブの中に入ってみた。

実際に所有者や賃貸人が風呂に入って見ることができる景色が下記の写真だ。本当に圧巻の景色。目の前にマレーシア発展の象徴である「ペトロナスツインタワー」が綺麗に見れる。こんなに美しくて壮大で開放感のあるバスタブからの景色は今まで見たことがない。夜もライトアップされるわけだから、きっと更に美しいであろう。


特に風呂にこだわって物件を見ている不動産投資家の私が言うのだから間違いない。700件見てきた物件の中で、この物件のバスルームからの眺めは過去No.1であった。

本当に良いものを見ると気分が上がる。この景色を見てしまい、ザ・リッツ・カールトンの魔力に完全にやられてしまった私なのであった。

皆様も是非一度不動産視察をしてみてほしい。ちょっとオーバーかもしれないが、この物件は生きている間で一度は見ておきたい代物だ。

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