2019.09.07
スマートシティ開発をリードする台湾
ITを駆使して省資源化を目指す環境配慮型都市「スマートシティ」の取り組みが世界各国に広がっている。その中で一歩リードしているのが台湾である。他国の都市と比較すると、台湾は都市規模が小さく、また都市再開発に対してしっかりとした前向きな姿勢を維持しており、スマートシティの実現がしやすい都市だと言える。交通渋滞や廃棄物処理など都市化に伴う問題に対処すべく、スマートシティへの取り組みを示している都市は、世界1,000カ所以上に上るという。現在、世界人口の55%は都市部に住んでいると言われており、2050年には68%に増加するとみられている。スマート...