マレーシアの「Malay Mail」によると、マレーシア観光・文化・芸術省(Motac)は、2022年の観光客数を920万人、観光収入を268億マレーシアリンギットに目標を修正しました。

本来は、450万人の観光客数と111億リンギットの観光収入を目標としていましたが、2022年1月〜7月の期間にて、321万人以上の観光客数と93億5000万リンギットの観光収入を記録したことによる大幅な増加目標への修正です。

MBEW 2022(Malaysia Business Events Week)に出席した同大臣のダトゥク・セリ・ナンシー・シュクリ氏は、マレーシアの観光事業をはじめとする経済活動の回復は、ホスピタリティ産業の活性化につながると話しているようです。また、同氏は、ビジネス目的の訪問客は、一般の観光客と比較して約3倍もの消費活動に貢献するとも話しており、今後より一層ビジネスイベントの強化を目指していく考えを示しました。

2022年8月1日以降、ワクチンの摂取状況に関係なくマレーシアへの入国が可能となっており、今後の観光客の回復に注目したいところです。

参照:https://www.malaymail.com/news/malaysia/2022/08/29/tourism-minister-sets-new-target-of-92-million-tourist-arrivals-this-year/25339

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