2019-12-02

【台北】新北市で日本人が住むのにおすすめのエリア板橋・永和をご紹介!

  • 海外不動産コラム

台湾の中でも、台北及び台北をぐるりと囲む新北市にはたくさんの日本人が住んでいます。勤務地までの距離や環境の好みもありますが、MRTで台北市にアクセスでき、台北市に比べ家賃相場が安くお得感のある新北市の中でも特に便利なエリアをご紹介いたします。

新北の概要

1-1 新北市の前に台北市とは?

台湾の政治・経済の中心で、人口は新北市に抜かれたものの、台湾の中枢として台湾をけん引しています。松山区には羽田空港から直行便が就航している松山空港があり、朝羽田を出発し午後には台北市内の事務所で仕事ができる程距離も近く便利です。日本から進出している多くの会社の現地法人の本社があるため、現地駐在の日本人が多く住んでいますが、不動産価格・賃貸家賃相場は高い傾向にあります。

1-2 人口1位の新北市はこんな街!

台北市をドーナツのように取り囲んだ都市で、映画の世界観が味わえる人気の観光地九份がある瑞芳区や単線でノスタルジックな雰囲気の平溪線が走る平溪区をはじめ29の区があります。新北市政府の庁舎は板橋区にあり、最寄り駅の板橋駅には新幹線(高鐵)、MRT、ローカル線の台湾鉄道が乗り入れています。不動産価格・台北市内へのアクセスの良さから、ベットタウンとして人気があり人口も台北市を抜き台湾最大の直轄市です。日本人も多く、公園を散歩していて日本人に出会うことも珍しくありません。


新北市の中でも台北へのアクセスが便利な二つのエリアをご紹介いたします。

川を越えればもう台北、新北市永和区

河の向こうは台北市内、境界の川沿いは公園、駐車場に整備されていれサイクリングも楽しめる。

2-1 永和のいいところ1:台北に近い

永和区はMRT中和新蘆線の頂溪駅周辺と永安市場駅の西側の比較的小さい区で、頂溪駅の隣の古亭駅は台北市内と、ほぼ台北市内と言ってもよい立地です。深夜料金のタクシー台北駅にほど近い繁華街から乗ってもNT $250程度(約890円、2019年11月時点)で帰れる程です。

2-2 永和のいいところ2:コンパクトに台湾ローカルの生活ができる

頂溪駅近くには樂華夜市、駅の裏には朝早くから始まる市場があり路地の中にあるため少し入りにくい雰囲気ですが足を踏み入れてみると野菜・肉・魚をはじめ、乾物やせいろで蒸したての肉まんを売るお店があり、旬の野菜や隠れたお店を探しに通うのも楽しいと思います。派手さはありませんが暮らしやすいエリアです。

新北市の中心、新幹線駅もある、板橋区

板橋駅周辺のマンション・オフィスビル

3-1 板橋のいいところ1:公共交通機関何でもござれ!で便利

前述の通り、新北市市政府庁舎があり、新幹線、MRT板南線、台湾鉄道が通る板橋駅の近くには高速バスのバスターミナルの板橋轉運站があり各都市へのアクセスも便利です。

3-2 板橋のいいところ2:駅前にデパート・ショッピングモールがある

駅周辺は開発が進んでおり、板橋駅ビルに入るショッピングモールのグローバルモール(環球購物中心)、日本橋にも進出した台湾の本屋発セレクトショップとデパートが合わさった誠品生活や日本の食材を多く扱う高級スーパーマーケットCity Superが入るデパートMega City (板橋大遠百)など他にも複数のデパート、ショッピングモールがあります。駅から少し離れるとローカルなお店も多く外食も楽しめます。台北に出ずとも気分によって日本の食材で自炊、日本のカフェやレストラン、おしゃれな洋食レストラン、高級台湾料理、ローカルな台湾料理など選択肢が多く食事のストレスなく生活できるのでおすすめです。

まとめ

生活の便利さを求めるなら台北ですが、少し郊外で程よく日本のものに手が入り、家賃を抑えて台湾の生活を楽しむのであれば、交通の便も良い新北市がおすすめです。デパートが複数あり駅周辺でなんでもそろう板橋、台北と目と鼻の先永和、生活スタイルにあわせて台北の郊外新北市での生活も移住の際は選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。