ウズベキスタン共和国は中央アジアに位置する国で、かつては旧ソ連連邦の1つでした。人口3000万人前後と中央アジアの中ではかなり大きい国でもあります。近年ようやく経済開放されたことで今後益々注目を集めるであろうウズベキスタン。海外諸国からも注目を集めているウズベキスタンの、今回は不動産事情について紹介したいと思います。
ウズベキスタンの概要
ウズベキスタンの首都はタシケント、面積は447,400k㎡、人口32,120,500人、内陸性気候の国です。夏は45度近くまで上がることもあり、冬はマイナスを観測します。昼夜、夏冬の気温差が激しいのが特徴です。ただし湿度はあまり高くなので暑くでもムシムシした印象はありません。
言語はウズベク語、ロシア語となっており両方の言語が入り混じったケースも多々あります。イスラム教徒が多い国ですがロシアの影響でウォッカを飲むことが多く、女性もお酒を飲む人は多いです。
ウズベキスタンの不動産は外国人でも購入できる？
ウズベキスタンの不動産購入は外国人でも可能となっています。ただし外国人の中でも外資系企業従業員か永住者、居住許可証所持者に限定されているので注意が必要です。
ウズベキスタンの不動産事情
ウズベキスタンはようやく経済開放が始まったばかりであり、今後外資系の参入は増える見込みです。特に駐在員向け住居となる高級コンドミニアムが不足しているので、一気に建設が進むことが予想されます。それに伴い外国人投資家が増えることも予想され、投資物件として人気が高まる可能性があります。
ウズベキスタンで不動産を購入するステップ
不動産業者で不動産購入物件を探す
ウズベキスタンでも不動産屋を経由して不動産取引を行うのが一般的です。近年インターネット上でも売買が行われつつありますがまだそこまで普及していません。
しかし日本人がウズベキスタンで不動産を購入したい場合、言葉の問題や商習慣の違いなどもあるので、ウズベキスタンの不動産の取り扱いをしている日本の不動産会社に依頼するほうが安心でしょう。
図面がない物件も多い
ウズベキスタンの物件は図面がない物件が多いのも特徴です。物件を実際にみてカメラで撮影したりメモを取るといった形の内覧が多く見られます。
インフラトラブルは日常
ウズベキスタンの物件は高級物件であってもインフラトラブルは日常的です。停電も頻繁にありますしその他電話の不通や水道トラブル、ガス圧の低下で暖房が使えなくなるなどのといったものです。大家あるいは管理人が速やかにトラブルに対処してくれる人であるかどうか？も重要なポイントです。夏場は45度、冬場はマイナスの世界なので冷暖房は必須で早めの対処が不可欠です。
その他窓など建物トラブルも多いのでこのあたりの対応も検討する必要があります。
不動産を購入するのにおすすめのエリア
タシケント
不動産購入でおすすめなのがタシケントです。首都で需要も高くさらに最近は外資系企業の参入が目立ちます。日系企業も参入しており、駐在員向けの物件需要も高まってきているので、今後はさらに高級コンドミニアムの建築が進むことが予想されます。
夏はとにかく暑いのでプールの需要も高いです。プール付きの物件を狙うといいでしょう。
チャルワク湖
チャルワク湖は避暑地として人気のスポットです。ウズベキスタンの人は夏場、暑さしのぎにチャルワク湖で過ごす人も多く見られます。チャルワク湖は人口の湖で、ウズベキスタン最大級の水力発電所もあります。
周囲は3000mクラスの山々が立ち並んでいるので夏場も比較的涼しく過ごせます。週末は別荘で過ごすのもウズベキスタンスタイル。チャルワク湖は自然豊かな場所で今後ますます観光客が増えることが予想されます。購入するなら今のうちかもしれません。
トシモーレ
トシモーレも注目すべきスポットです。タシケントから車で1時間ほどの場所で湖畔があることから涼みに来るタシケントの人も多い地です。湖ではボートやヨットを楽しむ人が多く、泳いでいる人はあまりみかけません。トシモーレは今後、別荘地としてますます注目されることが予想されます。
まとめ
今回は、ウズベキスタンで不動産を購入したいと考えている方のために、不動産市場の動向、おすすめのエリアのほか、外国人の不動産規制や不動産購入のステップなどについても解説してきましたが、いかがでしたでしょうか？。。経済開放政策から外資系企業の参入が進み、駐在員向けの住居需要が高まっているウズベキスタンの物件価格は今後益々上昇する可能性があるので、購入するならなるべく早いタイミングが良いかもしれません。。
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