南アフリカはアフリカ大陸の最南端にある国でダイアモンドの発掘やワイン生産でも有名な国です。場所柄なかなか行く機会がないかと思いますがヨーロッパ諸国の人から人気の観光地でもあります。
そんな南アフリカですが1年を通して気候が穏やかで企業進出や不動産投資でも注目を集めている国の1つです。今回は南アフリカの不動産事情にスポットを当てて紹介したいと思います。
南アフリカの気候など
南アフリカは1年を通して23度前後となっています。日本とは季節が逆で1番寒い時期は7月です。日本人学校の補助校もあり日本人居住者の推測は大体1500名ほどとなっています。
南アフリカの不動産は外国人でも購入できる?
南アフリカの不動産は外国人でも購入が可能です。外国人および外国企業での不動産取得は土地も住宅も可能となっており規制もありません。海外でもここまで規制がないのは逆に珍しいくらいです。
南アフリカの不動産事情
南アフリカは近年観光地としても注目を集めていますがヨハネスブルクをはじめ治安の悪さが懸念材料となっています。そのため不動産でも治安は大事なポイントでありセキュリティもしっかりしたものであることが前提です。特にヨハネスブルクは世界で1番治安の悪い街とも言われています。
譲渡取引が付加価値税の対象となる場合には、譲渡税は課は外国人移住者が多く人気の高い地です。賃貸なども需要が高まっています。
また南アフリカでは賃貸の場合、1年契約で5%以上家賃上昇が当たり前となっています。賃貸する側としてはメリットもあります。
南アフリカで不動産を購入するステップ
不動産業者で不動産購入物件を探す
南アフリカでの不動産探しは不動産屋エージェント経由が一般的です。現地の不動産屋では英語が通じます。セキュリティが最優先事項です。
しかし日本人が南アフリカで不動産を購入したい場合、言葉の問題や商習慣の違いなどもあるので、南アフリカの不動産の取り扱いをしている日本の不動産会社に依頼するほうが安心でしょう。
南アフリカの税金について
南アフリカで不動産取引をした際、譲渡取引が付加価値税の対象かどうかがポイントとなります。譲渡税だと課税されないシステムとなっています。
南アフリカのセキュリティ事情
南アフリカではセキュリティ事情が最優先事項といっても過言ではないほど大事なポイントでもあります。物件探しの際、セキュリティについてもしっかりチェックすることが大事です。
どういったセキュリティ対策を行っているのか?というと、ガードマンの配置はもちろん、家の周辺にエレクトリックフェンスを取り付けたり、1F の窓に鉄格子を配置したり、移動は車が前提、ゲート付き自動開閉ができるよう工夫されています。もちろん治安がいい場所でもこうした対策がとられています。
不動産を購入するのにおすすめのエリア
ケープタウン
南アフリカで移住先として1番人気なのがケープタウンです。ヨーロッパ諸国から移住してくる人が後を絶ちません。ケープタウンは都会ですがアキラ野生動物保護サファリなどもあり自然も豊富です。建物はコロニアル風な物件が多く想像よりもずっとおしゃれな街だったという印象を受ける人が多いのも特徴です。
ケープタウンは立法首都であり多くの外国人居住者がいます。日本人駐在員もケープタウンに住むケースが多く見られます。外国人をはじめ賃貸需要も高いので利回りも期待できる地です。
ちなみにケープタウンは南アフリカ国内第2の都市です。治安の面からも今後さらに発展する可能性が高く不動産投資にもおすすめのエリアです。
ケープタウン ロングストリート
ロングストリートはケープタウンの中にあるエリアです。こちらはレストランやバーが立ち並ぶエリアで夜も安心して出歩くことが可能です。
民芸品店などもあり観光客が必ず立ち寄るスポットでもあります。この辺は商用物件も多く、1Fは商用物件、上に居住となっている建物も多く需要も高いエリアです。治安面も安心なので今後さらに発展する可能性があります。ここはやや高めとなりますが不動産投資でもおすすめの場所です。
ハウテン
悠々としたプール付きの豪邸などを希望している人におすすめのエリアです。この辺は富裕層が多く豪邸が立ち並ぶエリアです。ゴールド・リーフ・シティなどスポットもあります。物件を見ているとこんな物件に住んでみたいと思うような物件が多いのも特徴です。
まとめ
南アフリカは治安が良くないといった噂を耳にする人もいることでしょう。実際ヨハネスブルクは世界一治安が悪い都市といわれており治安には十分な注意が必要です。その一方経済都市として発展を続けており日本企業とのかかわりもある都市となっています。
南アフリカはそんな一面もありますが、1年を通して気候が温暖で緑も豊で程よく整っていることから、ケープタウンでは今後さらに移住者が増えることが予想されます。
南アフリカは現在1500人前後の日本人が居住しています。こちらについても今後さらにビジネス上の付き合いから増えることが予想されます。日本人駐在員をターゲットに賃貸をするのもいいですし、物価上昇を狙って不動産所有をするのもおすすめです。
今回は南アフリカの不動産について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
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