ブラジルの不動産購入を検討する際、こんなことを疑問に思いませんか?

  • ブラジルでは外国人でも不動産を購入できるの?
  • ブラジルで不動産を購入するメリットは?
  • どんなエリアで不動産を購入するのがおすすめなの?

そんな疑問に答えるため、今回はブラジルの不動産を購入する際の規制や、購入ステップ、おすすめのエリアまで解説します。

ブラジルの不動産は外国人でも購入できる?


ブラジルでは、外国人が不動産を購入することは認められています。土地も建物の所有も認められていますが一部許可されていないエリアもあります。許可されていないエリアは海岸地帯、国境周辺、安全地帯(国の指定エリア)です。

ブラジルの不動産事情


ブラジルの中でもサンパウロ市は経済発展が目覚ましく、コンドミニアムの建設なども積極的にすすめられています。

不動産価格も年々上がっており不動産投資家たちから注目を集めています。地価についても引き続き上昇することが予想されます。

ブラジルで不動産を購入するステップ


不動産業者で不動産購入物件を探す

ブラジルでの不動産探しをする際、不動産エージェントの利用が一般的ですが、トラブル事例が多数報告されているので注意が必要です。

ブラジルでは年々サンパウロを中心に家賃が上がっています。例えば都市不動産所有税(IPUT)はオフィスビルとして購入するケースがあるかと思いますが、売買が禁じられているものもあります。

そのため、購入したのはいいものの、売却ができないこともあるのです。不動産トラブルはブラジルの経済発展の妨げといわれているほどひどい状況です。

こうした事情も踏まえ日本人がブラジルで不動産を購入したい場合、言葉の問題や商習慣の違いなどもあるので、ブラジルの不動産の取り扱いをしている日本の不動産会社に依頼するほうが安心でしょう。

ブラジルの不動産取得に関する税金


ブラジルの不動産取得に関する税金として「生存者間不動産譲渡税」(ITBI)というものが存在します。

この税は市税であり生存している人の不動産を所有する権利に対して課税されるシステムです。税率は市によって異なっており、サンパウロ市は2%です。住宅金融システムというところで融資を受けているケースでは制限額0.5%と制限されています。

ブラジルの不動産保有に関する税金

ブラジルでは不動産保有について税制があります。この税制は「土地家屋税」(IPTU)と呼ばれるもので都市の土地を所有している人に徴収されるものです。

日本と違う点は所有者と占有者が違う場合、占有者が支払うのが通例となっています。日本だと所有者が固定資産税を払うのが普通なのでその点は違います。サンパウロの場合、0.8%から1.6%の課税となります。居住用は1%で非居住用は1.5%です。

不動産を購入するのにおすすめのエリア


Paraiso.Moema

Paraiso.Moemaはサンパウロの中でも日本人が多いエリアとなっています。日本人駐在員をターゲットに賃貸したい人はこちらのエリアがおすすめです。

需要も高く人気物件は空室がほとんどありません。このあたりは日本人学校に通う子供たちも多く居住しています。

日本人駐在員を狙いたい人にピッタリな場所です。場所柄、日本食レストランもあり「JOJOラーメン(上々ラーメン)」などもあります。日本に近い環境で生活したい人はこのエリアがおすすめです。

Jardins

Jardinsもサンパウロにあるエリアです。サンパウロの高級住宅街としても有名で日本人駐在員からも人気の地です。

治安も良く安心して生活できるエリアでもあります。世界の料理を味わえるエリアとも言われており世界各国のさまざまなレストランもあります。もちろん和食レストランもあります。このあたりも日本人が多く居住するエリアで日本人が住みやすい環境です。日本人駐在員へ物件を貸したい人向けのエリアです。

Cerqueira Cesar

オスカーフレイリ通りなどがあり商業施設も多いエリアとなっています。Represa de Jurumirim公園は観光スポットとしても人気です。

このあたりも治安が良く日本人駐在員からも人気の地区となっています。ブラジルは治安も大きな問題なので不動産購入は多少高くても治安がいい地域を選ぶことが大事です。

まとめ

今回日本人駐在員も多く居住するエリアを紹介しましたが。これらのエリアは住環境が整っており治安も良いことから、引き続き駐在員をはじめ需要があることが見込まれています。

ブラジルは経済発展から見てもサンパウロへの投資がおすすめです。ただし現地の不動産エージェントを利用する場合はトラブルが後をたたないのでくれぐれも気を付ける必要があります。