英国エコノミスト傘下インテリジェンスユニット（EIU）が発刊した「2021民主主義指数」報告書によると、マレーシアは7.06点で167カ国中39位となり、ASEAN諸国の中では最上位にランクインしました。その他ASEAN諸国では、インドネシア（6.71点）、フィリピン（6.62点）、シンガポール（6.23点）がマレーシアの次に続きました。
「民主主義指数」は選挙制度と多元主義、政府機能、政治的参加、政治的文化、市民の自由の5つの分野が評価されます。マレーシアは特に「選挙制度と多元主義」の分野で9.58点と高い評価を受けました。
ちなみに日本は総合8.15点と評価され、全体で17位でした。またEIUは、新型コロナウイルス感染症による規制に伴い、全体的に民主主義のレベルが下落したと報じています。
