ドバイの沖合に浮かぶ人工島群パーム・アイランド。観光地・別荘地として開発されたパーム・ジュメイラ、現在も建設中のパーム・ジェベル・アリに続き、最後に着工されたデイラ・アイランド(旧称:パーム・デイラ)だが、待望の橋があと数か月で完成する見込みだ。

デイラ・アイランドにつながる3つの新しい橋は、今年6月に完成し、一般利用が可能になるという。

当プロジェクトは、道路輸送局(RTA:Road and Transport Authority)とデイラ・アイランドの開発を手掛けるデベロッパー・ナキール(Nakheel)によって進められているもので、Al Khaleej通りとAbu Baker Al Siddique通りからのアクセス改善を主な目的としている。

現存の橋については改修が行われる予定となっており、新しい信号機や街灯の設置、道の舗装なども併せて行われる。

デイラ・アイランドについては、2004年に計画が発表され、2013年にナキールによって計画の見直しが行われた。1,700万㎡という広大なエリアに、ホテルやアパートメント、商業施設、マリーナなどといった様々な施設が建設される予定であり、25万人の住人と8万人の従業員の転入が見込まれている。

交通調査によると、デイラ・アイランドの開発でピーク時には11万人程度の往来が見込まれ、道路や公共交通ネットワークなどの巨大なインフラが必要になるという。

【参照】Work on bridges leading to Deira Islands mega projecto to be complete in June

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セカイプロパティ編集部
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