2019.08.13
シンガポールで進む「レゴスタイル」の建設方式
地上140メートル、40階建てのツインタワーを誇るシンガポールの「The Clement Canopy」。この高層住宅は、PPVC工法(the prefabricated volumetric construction)を用いた世界で最も高い建物としても認識されている。シンガポールは現在、建設業における生産向上に力を入れており、工場等で製造されたユニットを現場でレゴブロックのように組み立てて作るPPVC工法を積極的に採用している。従来の建設方式では完成までに30~36ヵ月かかると言われていた「The Clement Canopy」だが、PPVC工法を採用したことで建設...