エジプト政府は、中東最大規模となる統合医療都市計画を始めることを正式に発表した。今回のプロジェクト「Capital Med」は、首都カイロの北東に位置するバドルという都市のメガプロジェクトの一環として行われる。

エジプトにおいては、カイロの東部に行政と経済の中心都市を新たに建設する開発が行われており、巨額の投資が行われている。カイロ東部はその恩恵を受けているという。

「Capital Med」については、カイロスエズロード(Cairo Suez Road)の57エーカー(約4,046㎡)の土地が開発予定地となっており、周辺エリアについても今後の発展が見込まれている。

サイト内には、350床の病床数を有する最先端の病院、広場、ホテル、11の専門医療センターなどの建設が予定されている。開発は段階的に行われ、7~10年後の完成を目指している。また10,000~13,000の雇用機会が生まれると見られている。

「Capital Med」は、国際基準の医療を提供する本格的な医療都市になると関係者は話す。さらに医療教育や研究の分野でも重要な役割を果たすと期待されている。

開発費は10億円(約1,095億円)を超えると見られている。


【参照】Egypt begins construction of Middle East's largest private medical city

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セカイプロパティ編集部
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