建物タイプ

価格帯 (null)

専有面積

ベッドルーム数

想定利回り

フリーワード

2018-09-06

デンマーク最大の年金ファンド、ドイツの住宅に積極投資 次はアジア市場

  • 海外不動産ニュース

デンマークの最大規模の年金ファンドであるPFAは、国内の低金利に基づいてファンドのポートフォリオを調整するために、国外の不動産投資に注目している。

同国の首都コペンハーゲンのPFAの不動産部門責任者であるMichael Bruhn氏は、現在90億ドル以上の不動産ポートフォリオに追加する形で、ドイツの不動産に10億ドル以上の資金を投入した。

これはPFAの創設以来最大規模の不動産購入であるが、2022年までに市場への投資を更に増加させる方針だという。

デンマーク中央銀行は、2012年中頃に主要なレートをゼロ以下に下げており、デンマークに拠点を置くPFAは、国内の長期的なマイナス金利の影響下にある。

2012年当時は、欧州が陥っていた債務危機をチャンスと捉えた投資家から自国の通貨のクローネを保護するために、マイナス金利政策が導入された事情がある。

一方で、ネガティブな利回りは終了することが難しく、同国最大の銀行であるダンスケ銀行は、イタリアとトルコの情勢の不確実性の波が、デンマークの金利を更に低く抑える可能性があると警告している。

「現在PFAが有している貸借対照表の3分の1は、利益をもたらさないだろう。私たちは常に新しい収入源を見いだし、リスクと調和する方法を模索している」とBruhn氏は語った。

Bruhn氏によると、PFAは現在、より高い収益を生み出すためにデンマーク以外の地域への投資を拡大することを希望しているという。

「今、ドイツの住宅を購入するのは安価ではない。10年前に購入するほうが良かったが、それでも、可能な限り最善を尽くさなければならない」と彼は語った。

投資した資産は、PFAの第1四半期に最高レベルの成績をあげ、1.5%の収益率を示した。Bruhnによると、ドイツの住宅への投資と、10年の政府証券からのリターンの間の利ざやは、250ベーシスポイントにのぼり、「歴史的に大きなものだ」という。

PFAは、利益を上げる次の市場として、アジアに注目している。「私たちは日々、中国に投資を行っている」とBruhn氏は言う。

「世界で2番目に大きい経済市場だ。それは最も高い成長率を示す市場でもあり、将来のチャンスを考慮すれば、中国に投資しないという選択肢はないだろう」と彼は語った。


【参照】Danish pension fund PFA bets big on property on expectations of prolonged low rate climate

海外不動産の最新動向が届くメールマガジンの登録はこちら。

メルマガ会員登録を行う

セカイプロパティ編集部
海外不動産投資に関する最新情報を発信中。