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2018-08-22

中国中央部の西安において、住民の急激な増加による住宅価格の高騰が続く

  • 海外不動産ニュース

かつては長安と呼ばれ、漢や唐など中国の歴代王朝の首都であった、中国中央部に位置する陝西省の省都の西安では、住宅価格の高騰が続いている。

西安の住民である28歳の公務員のヤン氏は、住宅購入のための敷金を預けた直後に不動産業者が取引をキャンセルしたことに、ほとんど驚きを示さなかった。取引のキャンセルはこれで3回目だからだ。

住宅購入の手続きをしている間に、不動産の価格が急騰し続けることがキャンセルの理由だ。物件の価格は、3ヶ月前に比べて30%上昇したという。

「私が買わなくても、数十万人が物件の購入を希望している。不動産業者は価格がさらに上昇するのを待つだけだ」と彼は語った。

中国政府は、「投資ではなく、住むための住宅」のスローガンを呼びかけている。政府の住宅都市農村建設部は、国内の不動産価格の急騰を抑制するために、地方自治体に対して警告を繰り返しているが、ほとんど効果はないという。

西安は、新しい住民を受け入れる要件を急激に緩和することで、都市の発展を促すという手法を発見した。

数十万人の新しい住民を誘致するために、大学の学位ではなく、中等教育の卒業証書のみを居住の要件として掲げている。

積極的な受け入れ姿勢によって西安の住民の数は膨れ上がり、住宅需要が増加し、結果として住宅の価格は急上昇した。

同国の不動産コンサルタントのCRICの調査では、西安の新築住宅の供給が需要に追いついていないことから、中古住宅の価格が新築物件の価格よりも高くなるという現象が生じているという。

今年7月の新築住宅の平均価格が12,500元だったのに対し、中古住宅の平均価格はそれを上回る15,200元であったという。

同国の社会科学アカデミーが今年6月に実施した最新統計によると、西安の平均不動産価格は前年比で101%上昇した。

西安統計局の広報担当者は、「登録人口の増加は需要の急激な増加をもたらし、物価上昇の大きな原因になっている」と述べたが、市は新しい住民の数を増やし続ける政策を転換させる様子はない。

CRIC西安事務所のゼネラルマネージャーは、「西安の不動産市場の熱気は、今は止めようがない」と語った。

【参照】Xian in grip of housing boom after aggressive growth plan brings in hundreds of thousands of new residents

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セカイプロパティ編集部
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