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2018-05-23

ニューヨークの旧刑務所、オークション販売へ

  • 海外不動産ニュース

1990年から2014年まで「シャトーゲー刑務所 (Chateaugay Correctional Facility)」として使用されていたニューヨークの物件が、最低競売価格10万ドル(約1,100万円)でオークションに出されることがわかった。

しかし、かつて刑務所だった物件に買い手がつく保証はない。刑務所の閉鎖については、犯罪者を減らす努力の結果であると州政府が歓迎する一方、現地当局は雇用に影響が出ることを懸念している。

実際刑務所の閉鎖に伴い多くの職が失われており、現地では経済効果を産み出せる買い手が現れることが期待されている。

アンドリュー・クオモ氏が2011年に州知事として政権を握るようになって以来、13ヶ所の刑務所が閉鎖となっており、今回の物件もその一つである。

1999年以降、ニューヨーク州の刑務所人口は30%減少している。国内で今までに閉鎖となった13ヶ所の刑務所のうち、4月の時点で買い手がついたのは3か所だけである。

うち1か所は、オフィスパークとして新しく利用されている。

州政府は刑務所を閉鎖することで、年間1億6,200万ドル(約177億円)の節約になるとし、また刑務所産業が州にとっての経済成長の原動力になることはないだろうという見解を示している。

今回の物件があるシャトーゲーは、人口2,000人の小さな田舎町である。平均年所得は約4万ドル(約440万円)で、住民の28%はアメリカが定める貧困基準を下回っている。

これは他の州の約2倍の割合である。かつては広大な農業地であったが、1980年代後半から1990年代初頭に農業就業人口が減り始めた。

農業に代わって刑務所で職を得る人が多く、刑務所の存在が当時の経済を支えていたとも言える。刑務所の閉鎖は得策ではないと考える関係者も少なくない。

【参照】For sale, must see: Former prison in upstate New York

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