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2018-02-08

三井住友建設、カンボジアでODAの道路工事案件2件を受注

  • 海外不動産ニュース

三井住友建設は1月26日、カンボジアの公共事業運輸省が発注した、同国の国道5号線の改修事業2件(パッケージ1と同2)を受注して契約したことを発表した。2件はどちらも道路新設工事などを手掛けるワールド開発工業とのジョイントベンチャーで、工期は48カ月を予定している。

請負金額は総額でパッケージ1が約72億円、同2が約73億円となっている。1月10日にはカンボジア国内で契約調印式が行われ、同国の公共事業運輸省のスン・チャントール上級大臣と三井住友建設の重山琢治作業所長が出席した。

三井住友建設は同国でのODA事業としては、既につばさ橋や第三次プノンペン洪水防御・排水改善などの工事実績がある。同社は現在はカンポット市の上水道拡張整備工事を行っており、今後も同国を安定的市場として営業活動を継続していく方針だ。

カンボジアは道路輸送が物流の中心となっている国で、1991年に内戦が終了して後、日本をはじめとする国際社会の支援によって、戦時中に荒廃した運輸インフラの修復が進められてきた。

同事業は日本の政府開発援助(ODA)の案件で、カンボジアの首都プノンペンとタイの国境を結ぶ国道5号のうち、カンボジア国内のコンポンチュナン州とコンポンスプー州の間の既存本線道路の改修や拡幅などを行うものだ。

カンボジア内企業の片平エンジニアリングインターナショナル・オリエンタルコンサルタント・クメールコンサルタントエンジニアリングと、タンコンのジョイントベンチャーが設計と工事の監理を担当する。

同事業の対象区間は、カンボジアの経済発展に伴う物流の増加によって、交通量が増加傾向にある。これまでも応急的な復旧は実施されてきたが、輸送能力の強化と輸送効率の向上が長年の課題となっていた。

工事概要としては、パッケージ1が工事延長41.54キロ、既存本線道路の改修・拡幅工事36キロ、バイパス新設工事、橋梁架け替え12ヶ所、新設1ヶ所となっている。同2は工事延長42キロ、既存本線道路の改修・拡幅工事30キロ、バイパス新設工事12キロ、橋梁架け替え4ヶ所、新設1ヶ所である。

今回の事業の実施によって、カンボジアの経済基盤の強化につながると共に、隣国のタイとの投資環境整備促進などの経済波及効果も期待される。在カンボジア日系企業の事業における利便性の向上なども見込まれ、同国と日本の更なる関係強化も期待される形だ。

セカイプロパティ編集部
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