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2018-01-11

フィリピン大手ディベロッパー「アヤラランド」、マレーシアMCTを事実上買収

  • 海外不動産ニュース

フィリピンのNO1デベロッパーとして知られるアヤラランドが2018年1月5日、アヤラランド子会社ルートで、マレーシアの不動産会社、MCTの株式を17%追加で取得したことを報告した。

17%MCTの株式を追加取得することで、アヤラランドが所有する株式が5割に達し、事実上、経営権を握ることになる。アヤラランドの狙いはマレーシア不動産業に乗り出すことだ。

アヤラランドはフィリピンだけでなく、世界的にも有名ば不動産会社だ。CEOはBernard Vincent O.Dyが勤める歴史ある会社で、創業してから50年近く経過する大企業だ。純利益は244億フィリピン・ペソ、収益は1246億フィリピン・ペソで、フィリピンのデベロッパーでトップクラスの売り上げ規模を誇る。

アヤラ財閥と言われるほど、子会社も多く所有する。例えば、Ayala Malls、 Philippine Integrated Energy Solutions, Inc.などもアヤラランドが所有する子会社だ。

MCTの株式を追加取得したアヤラランドの子会社はリージェント・ワイズ・インベストメンツ(Regent Wise Investments Limited)である。取得にかかった費用は約2億リンギ、日本円に換算すると約57億円にもなる。

MCTが建設事業に乗り出したのはヨルダンフセインが死去した1999年のことだ。建設事業は短い期間で軌道に乗り、その後に不動産事業を開始する。

MCTは時価総額が4億5千万ドルで規模はマレーシアでは中堅だ。実際にMCTはマレーシアの多くの不動産を所有しており、国内でも不動産会社として有名だ。魅力はプレハブ形式の事務所ビルや小売店で、MCTは現在、商業施設やオフィスビル、住宅などの大規模な開発を主に手掛けている。

マレーシアの経済は堅調に推移し、今後も都市部では発展し続けることが予想される。アヤラランドがMCTの経営権を握ることで、マレーシアの不動産業への参入を加速させることが見込まれる。

セカイプロパティ編集部
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