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2017-08-22

Knight Frank(ナイトフランク)、マレーシア不動産の2017年上半期ハイライトを発表

  • 海外不動産ニュース


不動産仲介会社のKnight Frank Malaysia(ナイト フランク マレーシア)は、2017年上半期のマレーシア不動産市場のハイライトを発表した。同社は、Kuala Lumpur(クアラルンプール)、Klang Valley(クランバレー)、Penang(ペナン)、Johor Bahru(ジョホールバル)、Kota Kinabalu(コタキナバル)に位置する住宅、オフィスなどの物件状況から不動産市場に関しての調査を行った。

ナイトフランク・マレーシアのマネジングディレクターであるSarkunan Subramaniam(サルカヌン・スブラマニャム)氏は「2011年上半期からマレーシアの不動産市場は全体的に落ち着きました。現地通貨の価値が高まったことや雇用が安定したこと、その他様々な要因が好転し、富裕層向けの不動産市場に希望の光が見えたことでしょう。またオフィス部門に関しては、多数の大企業や多国籍企業がマレーシアに進出してきたことにより、オフィスのグレードが上がってきています。」と話す。

近年、ショッピングモールの経営者は顧客数の増加を図るため、店舗の改装、中に入っているお店の入れ替え、再配置など様々な努力を行っている。ファッション部門と料飲部門は顧客数増加に今や関係がなくなったため、他の対策として、駐車場を屋内のカートゾーンに変えるなどしている。

2017年の各エリアのまとめ
・クアラルンプールにある富裕層向けマンションの市場
富裕層のみを対象とした市場のため、市場は低迷したままであり、ディベロッパーは新しく建設する物件規模を縮小をしている。一部の地域での価格は横ばいであり、対称的に、賃貸物件の市場は変わらず圧迫されている。

・クアラルンプールとセランゴールのオフィス市場
大企業および多国籍企業の要望を満たすグレードAおよびオフィス以外の施設を兼ね備えた最高ランクのオフィス物件が次々と建設され、この部門は更に伸びると期待されている。また、今後、高架鉄道の完成により交通の便が良くなることで、オフィスエリアの分散が進み、更にオフィス物件の需要が高まるとされている。

・クランバレーの小売店市場
生活費の上昇が要因となり、消費者が慎重になったため、2017年上半期の小売市場での売上高は2016年の上半期に比べ、1.2%減少した。しかし、ショッピングセンターは多く建設され、前年に比べ、床面積110万平方フィート分増加した。

・ペナンの不動産市場
住宅市場全体が依然として横ばいであるため、ペナンに限らず、市場は低迷している。オフィス物件に関しても、占有率や賃料が増加する物件はほとんどない。

・ジョホールバルの不動産市場
中国における海外投資への資金流出が規制されたため、市場は低迷した。現在、オフィスビルが中心部に建設中である。工業用不動産の取引総額は前年に比べ、75.5%も増加した。特に、Iskandar(イスカンダル)における累計投資額は2兆226億7,000万リンギット(約60兆円)にも上った。

・コタキナバルの不動産市場
高層コンドミニアム建設プロジェクトへの着手にはまだ時間がかかるため、今年度の市場状況は芳しくないと予想されている。しかし、高層コンドミニアム部門はマレーシア全体の34%を占め、今後更に伸びるとされている。オフィス物件の市場に関しては占有率と賃料水準が比較的低いため、今後安定して伸びていくと期待されている。












Beyond Borders 編集部: 橋本

引用: Knight Frank Malaysia Real Estate Highlights 1H2017