2017-02-14

ベトナムの不動産を売却した場合どのくらいの経費がかかるのか?

  • 海外不動産コラム

ベトナム不動産については外国人投資家から注目度が高く、住居用投資も増えつつあります。ベトナムは観光地や移住地としてもますます人気となっており、近年はロングスティをする人も増えている状況です。そんなベトナムですが不動産を売却した場合、どのくらいの経費がかかるのか?も気になるポイントです。ここではベトナム不動産の売却についてご紹介したいと思います。


ベトナム不動産について

ベトナム不動産は引き続き注目度の高い不動産だ。特にホーチミンとハノイは外国人投資家から熱い視線を浴びている。この2拠点はビジネスでも経済発展が目覚ましく、また外国人が居住しやすいエリアでもある。近年はベトナムにロングスティする人も増えており、貸出についても順調だ。そんなベトナム不動産だが不動産購入後に売却を検討している人もいるであろう。ここでは売却について紹介したいと思う。


ベトナム不動産の売却の諸経費

ベトナム不動産の売却の諸経費については下記通りとなる。

(1)印紙税        売却額の0.5%

(2)キャピタルゲイン     譲渡益の25%、取引額の2%のいずれか


このような状況から最低ラインで売却額の2.5%は諸経費がかかると考えるのが無難だ。


不動産業者への仲介料

ベトナム不動産売却にあたり不動産会社を経由して売却を進めたいといった人も多いだろう。ベトナムでも不動産売買は不動産会社を経由して利用するのが一般的だ。不動産会社への手数料だが、大体売却額の3%前後が仲介手数料としてかかるのが通例だ。手数料や諸経費など売却時はけっこうな費用がかかる。売却だけではなく、こちらもしっかり計算した上で売却の是非を検討するのがベストだ。


ベトナム不動産の今後について

ベトナム不動産は引き続き上昇の兆しでコンドミニアムなどは中古物件でも盛んに売買される傾向にある。立地がいいところは購入時より高値で売れることも少なくない。経済成長が順調なベトナムは外国人向けの不動産の需要が高まっており、不動産投資としても期待されている。


ベトナム不動産売却で注意したい点

ベトナム不動産売却で重要なのがレッドノート(登記)だ。レッドノートは発行に購入物件の1割程度の費用がかかり手続きをしない(レッドノートを所有していない)ケースもある。レッドノートがないと売却時に不利になるのでレッドノートの所有についても確認する必要がある。

ベトナムでも書類は非常に重要である。レッドノートのあるなしも大事なポイントなので購入時、売却時はしっかり確認することが大事だ。




著者:タカピオ